それにしても暑い。
暑くて外出する気にもなれないし、通信教育の学習もまったくはかどらない。
ここのところ学習を予定していても、なにか用事作っては現実逃避を始める。昨日は机回りの整頓始めちゃうし。
そして今日はというと、よせばいいのにMacbook airのSSDの換装なんてものを始めてしまった。
持っているMacbook airは2015 earlyという年季が入ったもの。たしか2017年に買ったものだ。還暦間際で人生初Mac。まあちょっとアタリをつけておこうかくらいのつもりで買った。軽いしリュックに入れて持ち歩くのにちょうどいいとかで、ちょこちょこいじっていた。
とはいえ仕事ではほとんどがWindowsだったので、基本ネットとか文書作ったりとかで実はそれほどつかっていない。
そんなこんなしてるうちにかれこれ6年が経過して、かなり年季の入った古いモデルになってしまった。実際、メモリ4ギガでSSDが128、CPUはcore i5 1.6GHzはかなり重くもっさりとしている。立ち上げも遅いし処理もいちいち固まることもある。これはもうお蔵入りかなとも思っていた。実際、ほとんど使っていないし。
かといって新しいのを買うかとなると、とてつもなく高いし・・・・・・。リタイアした身でもうそういう玩具は必要ないだろうと。
最近、ネットとかで古いMacの延命とかをちょっとググってみる。するとまずはバッテリーの交換、SSDの交換なんていうのが出てくる。Macbook airはメモリが直付けなので後から増設ができない。最近の機種はSSDも換装不可らしい。こういう抱え込みというか、拡張性のないところはちょっと問題だなと思ったりもする。Macユーザーってけっこうマゾっぽいのではと思ったりもする。
とはいえ古いものだとけっこう拡張性があるようで、自分の持ってる2015 earlyはメモリ増設は出来ないがSSDの換装は可能という。でもって調べると256で7千円くらい、512で1万円くらいで売っている。
Macの開腹はしたことがないけど、これもネットで調べると比較的簡単に開けられるみたい。もちろん専用のドライバーとかが必要らしい。そうなるとちょっと試してみたくなるのが人情。しかしもし失敗したらどうなる。Macおしゃかにしても、まあどうせお蔵入りマシンだからまあそれはいいとして、あまり高い金投資して失敗するのも落ち込むだけである。なので一番安いSSDで試してみることにした。
ついでにバッテリーも若干もちが悪くなっているので替えようかと思ったが、充放電回数を調べるとまだ100回ちょいで、これはまだ大丈夫ということで、SSDのみ換装してみることにした。
購入したのはこれ。無印中華系。
ポチると翌日には届く。そのへんがAmazonさんの凄いところだ。
開封するとこんな感じで一応ドライバー類もついている。しかし安っぽいけど、大丈夫か、これ。
Macbookの開腹やSSD換装についてはググるといろんなサイトで解説されているし、YouTubeの動画も多数ある。とりあえず今回はこのサイトを参考にさせていただいた。
旧型MacBook Air 2013〜2017の内蔵SSDを換装・交換し動作を速くする方法 | シンスペース (閲覧:2023年7月26日)
そして開腹からSSDの交換まではさらりと。
外した小さなネジは落とすと多分なくなっちゃいそうなので、養生テープに貼り付けることにした。これもなにかのサイトにあったような。
作業自体は手先ぶきっちょの自分でも10分か15分くらいで全行程は終了。そういえば大昔の中学生時代、技術とかの成績は最悪で2とか3だったような記憶がある。まあそのくらい技術系の作業は苦手。性格が雑なうえにせっかちなので、手順通りにやらない。基本仕事は早いが雑と非難される人生を送ってきた。
そういう自分でもこの作業は本当にかんたんだった。ただし老眼進んでいるので、細かいネジ止めとかがきつかった。
そしてここからが本チャン。
電源入れてからネット設定して、それからまずディスク・ユーティリティをインストール。次に新しいSSDを初期化して、そこにOSをぶち込む。ここからはもう延々と待ちの時間を過ごす感じ。ずっと二階で作業していたのだが、なかなかOSのダウンロードが終わらないので、Macを持って一階に移動。TimeCapsuleのすぐそばに持って行ったら心持ち早くなった。
そしてOSインストール後に再びディスク・ユーティリティを立ち上げて、今度はTimemachineを使って前日バックアップしたシステム、設定、データ等を復元する。
これがまた気の遠くなるような時間を要する。
なんだかんだでSSDを装着してからの設定に3時間くらいかかっただろうか。無事にすべての作業は終了。改めて電源入れるときちんと立ち上がり、ディスク容量も増えた。処理速度も体感的には早くなった。
これでメデタシ、メデタシと思いきや。Macではほとんど使っていないが、一応きちんと購入していれてあるOffice系のソフトを試しに立ち上げてみる。ExecltとかWordとかOnenoteとか。すると軒並み「予期しない理由で終了しました」というエレーメッセージと詳細がソースコードみたいなのが出てきて終了。
ようはOfficeが使えなくなっている。調べるとけっこうその症状あるみたいでやれ設定ファイルを削除しろとか諸々の情報がでてくる。
word"予期しない理由で終了しました" - Apple コミュニティ (閲覧:2023年7月26日)
アプリケーション Microsoft Excel が予期せず終了するエラー - Office | Microsoft Learn
(閲覧:2023年7月26日)
それぞれの対処方法を見ながらオフィス関連のファイル類を削除しても結局うまくいかず。最終的に入ってるOfficeをアンイトールしてマイクロソフトのサイトから再度インストールすることにした。
その後は結果オーライですべて復旧。とりあえずMacbook airの延命に成功。まあSSDも中華製だし今一つな感じもするけど、メインで使うわけでもなく、たまに引っ張り出すして文書作成とかベッドでネット見るとかその程度なのでこれはこれでいいかと思っている。