美術館自体が公園の中、一番端にあるのでそのまま園内をお散歩できる。
この公園について|府中の森公園|公園へ行こう! (閲覧:2023年3月20日)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/map/fuchunomori_map_2.pdf
(閲覧:2023年3月20日)
美術館を出てそのまま花のプロムナードという並木道を歩く。両側には桜が等間隔で植わっているのだが、開花まではまだ少し先のようで、少しずつ花が咲き始めているような感じである。おそらくあと一週間かそこら、来週の週末の25~26日あたりは満開で大盛況になるのではないか。


このピンクの濃い満開に近いのは寒桜だとか。


そして花のプロムナードの先は花の広場があり、モニュメントの噴水と池がある。
池には例によってカモがいるのだが、この公園のカモはずいぶんと人馴れしていて、近くにいっても逃げない。あちこちに看板などに注意書きがあり、カモにエサをやらないようにとか、エサをやると自分でエサを取るのを止めてしまうとか渡りをしないでそのまま死んでしまうとか書いてある。あちこちにそういう注意書きがあるので、やっぱりエサをやる人がいるのだろう。人が近づいても逃げないのは多分そういう影響もあるのかもしれない。


花のひろばの奥には日本庭園がある。そこにもカモが多数池に浮いていた。近づくと奥の岸からダイサギが飛び立っていった。いつ見てもダイサギを飛ぶ姿は美しい。
陸に上がって休んでいるカモがいるところの上にはなぜかクロネコがいて、じっとこちらの方を見ている。このネコも公園にいついているのだろうか。
美術館を出たのが5時。公園には小1時間くらいいただろうか。すっかり春めいていて、6時をまわっても辺りはさほど暗くなっていない。過ごしやすい季節の訪れである。これから桜が満開となり、おそらく連休の前後くらいは一番過ごしやすくなって、この公園が一番美しい頃かもしれない。