行田市、田んぼアート

 木曜日は妻のデイサービスがお休みの日。

 妻は毎週のことだけど、お出かけモードに入っているけど、なんかここんとこけっこうあちこち連れて行ってるので、あまり出かける気にもならない。

 それでも午後、昼食を食べてだいぶ経ってから、リビングで寝ている妻を誘って出かけることにした。こういう時は、近場、人が少ない所。それでチョイスしたのが、ネットか新聞で見た、なんか田んぼに絵を描いてる「田んぼアート」なるものがあるという。場所は行田でナビで場所を検索すると1時間くらいとある。

 HPで調べると営業は4時半まで、多分4時過ぎには行けるはずということで、出かけることにした。 「田んぼアート」は行田にある公園古代蓮の里の近接した田んぼにあるらしい。そしてアート自体は古代蓮の里の展望タワーから見るという。

行田市/2021「田んぼアート」in行田~田んぼの様子~

古代蓮の里(埼玉県行田市)

 行ってみると古代蓮の里はかなり大きな公園。駐車場に止めてタワーのある古代蓮会館なるものに行ってみると、「本日の営業は終了しました」の張り紙がある。一応係の人に聞いてみると、会館自体の営業は4時半までだが、受付は4時までということらしい。時計を見ると4時5分くらいだった。

 それでも係の人が親切にしてくれて、4時半までであればと言ってくれたので、すぐに車に戻ってカミさんを車椅子に載せて戻る。入館料も身障者割引で対応していただき、展望台に。展望台に自分ら以外にはお母さんと小学生の男の子の2人だけ。お母さん、けっこう本格的な一眼レフカメラ持っていて写真とってる。我々も展望台から「田んぼアート」の全貌を見る。

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 浮世絵の絵柄でなかなかの壮観である。これはいったいどのようにして作られたのか。ググると品種の違う稲を植え付け、その成長によって色分けされた絵になるのだという。

 その作り方については行田の田んぼアートではないが幾つかのサイトで説明されているが、けっこう手のかかるもののようだ。下絵から始まり、異なる品種の稲を植え付けていくのだから。しかも規模が大きくなればそれだけ人出が必要になる。けっこう凄いものだ。しかもそれだけ手間暇かけても、アートとしては田植えから稲刈りまでの期間限定という、けっこう切ないもの。田んぼアートは記録より記憶みたいな世界のようだ。

世界も絶賛!稲で絵を描く「田んぼアート」って何? | TABIPPO.NET

田んぼアートの作り方 | お富の田園ブログ

 4時半の閉館前にタワーを降りる。まあ展望タワーといっても田んぼアート以外は行田の田園風景を見るだけだし、さほど長い時間滞在する必要はない。

 その後は公園内を回って、小1時間蓮の池周辺を散策した。水辺だし、自然だし、ということで内心はニョロがでないかと実は気がきではなかったけど。

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