ディズニーシーへ

昨日は家族で東京ディズニーシーへ行った。2月で天気も悪いから空いているかと思いきや、さすがディズニーである。タワー・オブ・テラーはそれでも130分待ちなのである。午後にはファストパスも終了なのである。あなどれないな〜。
午前中はずっと冷たい雨が降り続けている。朝7時前に家を出ると道路はどこも空いていて、ジャスト1時間で到着、8時少し前には駐車場に入ることができた。この7時前出発というのが重要なんだなと改めて痛感。7時を少しでも回ってから家を出るととたんに首都高が混みだすということだ。
しかし8時ジャストにチケット買えても結局9時まではひたすら待つわけ。早目に人気アトラクションのファストパスを取りたい人たちはみんな律儀に雨の中並んでいるのだが、さすがにこちらは車椅子を押してである。そんなことも出来るわけもなく車に戻って私は仮眠。前夜寝たのは1時半頃で、起床4時半だから睡眠3時間。五十路を過ぎた身にはつらいところである。
9時開園の少し前に長蛇の列に並ぶかと思いきや、キャストが車椅子の方はこちらにということで入場口の一番左側から入れてくれる。すぐに恒例のゲストアシスタンスカードをゲット。それからセンター・オブ・ジ・アースのファスト・パスを取りに行く。まあシーに行くとずっとこのパターンだ。
移動の間もずっと雨である。入場前から娘には以前買ったミッキーの青いポンチョを着せ、妻には100均のダイソーで購入したカッパを着せてある。私は片手で傘差しながら車椅子を押す。ただ雨が予想以上に降っているので、ダイソーのカッパでは妻は膝の辺りが出てしまいけっこう濡れてしまう。それでやむなくショップで赤と黒のツートンの今年仕様のポンチョを購入した。ちなみにポンチョは2500円する。けっこうな買い物なんだよな。すると青のポンチョ着ていた娘はそっちが良いと言いだす。どこまでも欲深な小学6年生である。
そんでもってショップの脇でまず娘が脱いだ青ポンチョを妻に着せる。娘は新しいポンチョにそでを通す。私はあくまで傘片手でもってである。
午前中はずっと雨に濡れながらの移動が続いたのなんか効率的な動きができなかった。最初に海底二万里観たのだが、30分の待ち時間をショップで過ごす。次のセンター・オブ・ジ・アースまでの待ち時間が1時間近くあるのでマーメード・ラグーンで雨宿り。なんかこのパターンが雨があがるまで何度か続いたような気がする。
雨は天気予報の言うとおりで、午後にはきっちりやんだ。そうなると人手もどんどん増えてきて、なんかうろうろしているのだけど、あんまりアトラクション観ていないような印象だな。その分、いつもはあんまり観ないショー系をけっこう堪能した。「レジェンド・オブ・ミシカ」「オーバー・ザ・ウェイブ」「ビッグ・バンド・ビート」「ブラヴィッシーモ」などなど。一番面白かったのは「ビッグ・バンド・ビート」かな、やっぱり。お馴染みのナンバーを生で聴くことができるのだから、なかなかに楽しかった。けっこう娘も気にいってくれていたかな。
水上ショーの「レジェンド・オブ・ミシカ」はぶっちゃけ、どこが面白いのかわからない。なんか鳥だの、怪物だのの形をした船がぐるぐる回っていて、船には先塔みたいなものがそびえていて、そこにディズニーのキャラクターがいてみたいな感じか。しかし気ぐるみのキャラクターたちも大変だな。少なくとも高所恐怖症じゃつとまわらない。その船の一つが3つの頭の龍の形をしていて、おおこれってまるでキング・ギドラじゃん、ディズニーは虫プロの「ジャングル大帝」パクッっただけでなく、円谷プロまでパクッているのかなどと思ったりもしてみた。

ブラヴィッシーモ」は2回目なんだが、なんだかよく分からないな、これ。まあ火の精と水の精の悲恋物語みたいなことなんだろうけど、仰々しさはあるのだが、それ以上のコメントが出ない。

せっかく水上でのショーなのである。出来れば日本でも「ファンタズミクス」みたいな壮大なものがあればいいのにとも思う。あれは相当大掛かりな仕掛けが必要だから、費用的に折り合いがつかないのかもしれないけど、ぜひ導入されればいいと思う。日本でも「ファンタズミクス」が見れるとなると、それだけでTDLTDSの入場者が逆転するかもしれないと思うくらいなんだけど。
そういえばアトラクションでは新しい「タートル・トーク」も観た。これアナハイムカルフォルニア・アドベンチャーでも観ているのだけど、正直言葉が分からないから今ひとつ楽しめなかった。周り中がゲラゲラしている中で、私は正直寝てた。今回、日本語ヴァージョンで初めて、こういうことだったのねと納得。まあまあ楽しめる参加型アトラクションというところだな。
あと夜になってからはすっかり晴れ上がって、とっても素敵なお月さんが天上から神々しく輝いていた。なんというか完璧な満月みたいな印象をもった。