川越水上公園

 午前中、妻の通院の送迎。

 明け方までNetflixで『グレイズ・アナトミー』を観てたので完全に寝不足。妻が検査、診察受けている間、車の中でずっと寝てた。

 『グレイズ・アナトミー』は病院を舞台に若き外科医たちの仕事、恋愛、成長を描いた群像劇。すでにシーズン17に入っている長寿ドラマ。医療系ドラマは韓国ものの『賢い医師生活』を観始めてから大ハマりしている。6月に入ってから『グレイズ・アナトミー』を観始めてすでにシーズン3もほとんど観終わる感じ。観終わったらすぐ忘れる感じで次へ次へといってるけど、多分エピソードにすると60くらい観ている勘定。大河ドラマを一気に見するような感じになってる。

 昼過ぎにようやく診察終了。その後、昼食とってから妻のお出かけ欲求に応えるべく、室内=美術館系と屋外=公園系、どちらにすると聞くと、「今日は天気もちそうだから公園」という答えが。なので近場の公演ということで選んだのがここ。

公園概要 | 川越公園(川越水上公園) | 公益財団法人埼玉県公園緑地協会

 ここは子どもが小さかった頃に何度か来たことがある。プールに2回くらい、あと花見で1回くらいか。いずれにしろ多分訪れるのは20年ぶりくらいになるんじゃないのか。まだ妻も元気だった頃で、仕事や子育てに追われる日々ではあったけど、我が家にとっては一番良い時期だったかもしれない。

 園内は思いのほか広く、入間川の脇の土手のあたりは遊歩道になっている。桜は遊歩道の脇に植えてあり、その辺りはずっと桜並木になっていて、シーズンになると花見客で賑わう。家族三人で弁当をもってここに花見に来たこと、子どもと一緒に走り回ったりしたことをかすかに覚えている。妻はというと病気になる以前のことはあまり覚えてないということで、花見の記憶もないと言っていた。

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 最初、ボート池で鯉に餌をやる。池に餌を投げ込むと、大群の鯉が群がってくる感じ。池に落ちると鳥とかでも食べちゃうんじゃないかとちょっと恐怖を感じる。

 その後、妻は一人でボート池の周囲を車椅子で自走。その間、自分はベンチに座ってしばし寝落ち状態。曇り空で湿気があるけれど、心地よい風も吹いていて過ごしやすい。多分30分くらい寝てたかもしれない。池の景色は水面に映る木々とかちょっとした風情を感じて、どことなく浮世絵っぽくあったり、印象派ぽかったり。

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 その後は車椅子を押しながら遊歩道をずっと歩いて行くと関越道のところで途切れる。下の道に行くには獣道みたいなところを下っていくことになるので、来た道をまた戻ることにする。

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 この手の一本道を写真に撮るとみんな東山魁夷風になるね。

 それからプールの脇、駐車場の周りを通って公園内を一周。全部あわせても4キロちょっとの道程。ちょっとした運動にもなるので、たまに来るといいかもしれないなと思った。

 ウィークデイということもあり、人はあまり来ていない。コロナのために去年はプールはやらなかったみたいだが、今年も多分難しいだろうな。来年、桜の時期にはコロナ終息しているだろうか。