せっかく高崎に来たということで、カミさんが高崎観音に行きたいという。
ナビで調べてみると思いのほか近くなので行ってみる。
市営の観音山駐車場(440円)に車を止めてゆるい登りの参道を行くとすぐに慈眼院本堂と観音に着く。その手間で急な坂道になり車椅子だと斜めに登らないとけっこうキツイ。駐車場の係の人は車椅子でも大丈夫と言っていたけど、割とキツイ坂で還暦過ぎた自分にとってはけっこうシンドイ部分もあった。
せっかくなので胎内拝観もしてみる。中は急な階段で9階まである。
胎内からはそれぞれの階に小さな窓から外を眺めることが出来るが、当然のごとく外に出るような展望スペースはない。それぞれの階に様々な仏像が置かれている。
群馬県は緊急事態宣言も出ていないが、観光客も疎らでまったく密な状況ではない。観音様まで参道には幾つかのお土産物屋があるにはあるのだが、すでにいくつかの店が廃業して空き家となっていた。これがコロナの影響か、それ以前からもう廃れてしまった観光地なのかはわからないけれど、ちょっと淋しい感じがした。
観音様付近からも高崎市内の景色が眺められるが、その前に駐車場付近から市内を一望してみる。なぜか映画の『包帯クラブ』を思い出したのだが、確かあの舞台は高崎だったのじゃないか。