眼底検査とファラオ・サンダース

 午前中、都内の病院で眼底検査を受ける。手帳とかを見ると去年の12月9日に検査を受けているのでほぼ1年ぶりのことになる。

眼底検査 - トムジィの日常雑記

 思い出してみると、前回の検査は美人の看護師さんと女医さんでドギマギしながら受けたようだ。今回も同じ女医さんだったらと期待したけど、残念で若い男性医師さんでした。結果は特に問題はないとのこと。

 眼科とは別に、内科ではいつもの採血、尿検査でコレステロール中性脂肪、血糖値等の数値をみて主治医からの診断を受ける。概ね数値は安定もしくはやや下がっているみたい。しいていえば血糖値だけが基準値オーバー。主治医からはなにか運動始めましたかと聞かれたけど、特にやっていないと答えた。

 11時過ぎにようやく病院から解放。明治大学から錦華公園のあたりを下ってきたのだが、いい塩梅にイチョウがキレイだったり、錦華公園にはまだまだところどころに紅葉があったり。都会でもこんな風に紅葉を楽しむことが出来るんだと、ちょっと嬉しくもなったりした。

 神保町は30年近く前になるけど、そのへんの取次に勤めていたこともあるし、出版社時代には当然この街で仕事をしていた。なのでいろんな意味で馴染みのある場所なんだが、こんな風に自然に親しむなんてことは多分一度もなかったかもしれない。まあ当時はそんな余裕もなくただただあくせくと仕事していたのだろう。今、還暦もとうに過ぎて、ある意味キャリア末期にいる訳で、まあ余裕というのとはちょっと違うけど、なんとなく仕事よりも、こうやって周囲を巡るみたいな意識のありようがあるのかもしれない。

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 午後はそのまま都内での打ち合わせを2件こなして5時くらいに解放。久々、池袋のペーパームーンに顔を出す。マスターからは随分とご無沙汰みたいなことを言われたけど、けっこう嬉しそうにしていた。3~4ヶ月、あるいはそれ以上間があいているのだけどボトルはしっかり残っていて、有難いと思った。

 月曜日ということで客も少なく、少しだけ近況について話をした。その後は、特にリクエストする訳でもないのだが、いろいろかけてくれた。マスターの中では、自分はけっこうコテコテのサックス系好きみたいなイメージがあるようで、いつもよくガトー・バルビエリとかかけてくれる。この日はなぜかファラオ・サンダースをよくかけてくれて、さながらファラオ祭みたいな感じだった。

 その中ではこのアルバムが一番良かったかな。帰りもiPodで繰り返し聴いていた。

JOURNEY TO THE ONE

JOURNEY TO THE ONE

  • アーティスト:PHAROAH SANDERS
  • 出版社/メーカー: Evidence
  • 発売日: 2003/04/11
  • メディア: CD