6月に入ってからなんとなく訃報が続いている。長嶋が逝き、ここ何日かの間に、スライ・ストーン、フレデリック・フォーサース、ブライアン・ウィルソンなどなど。みんな80代、まあこればかりは順番だからな。
そうした訃報とは何の関係もない話。
普段、出かけるときはたいていリュックを持っていく。本を1~2冊、ノートPC、iPodやBluetoothイヤホンなどを入れている。読む読まない、使う使わないに関わらず、まあとりあえずということになるだろうか。
月曜日に都内の定期通院に行ったときには、90日分の薬をもらってリュックに詰めるとパンパンになった。ワンデイパックのリュックがいっぱいになる量の薬ってなんだよという気分。
そういえばリュックの名称、リュックサックが正しいのかデイパックが正しいのか問題。まあどっちでもいいのだけれど、調べるとなんのことはない、リュックサックはドイツ語、デイパックは英語みたいなことらしい。本当にどうでもいい話だ。とりあえず便宜的にリュックということにしておく。
普段使いしているリュックはグレゴリーのデイパックだ。これは2020年に買ったものだが、それ以前は確かTimbuk2のshowdownを使っていた。Timbuk2はサンフランシスコに本社があるメッセンジャーズ・バッグに特化したメーカーだ。自分は特に自転車乗りではないのだが、なんとなくカジュアルバッグとしてここのメッセンジャーズ・バッグを愛用していた。そしてTimbuk2のリュックがあるというので購入したそんなことだったのだろう。そういえばTimbuk2は2020年に日本から撤退してしまった。今は中古か、個人輸入でないと買えなくなってしまった。残念なことだ。
リュックはけっこういろいろと買った。グレゴリーはデイパック以外にもビジネスバッグっぽいものを持っていた。あとはマンハッタン・ポーテージやエースなんかも持っていたか。もっと前だとスイスのメーカーであるビクトリノックスなども愛用していた。たぶんみんな人にあげたりしてしまったか。
なので今はグレゴリーのデイパックとTimbuk2のshowdownの二つだけ。デイパックは普段使いで、showdownは旅行とかに使っている。2020年にアメリカに行ったときもshowdownだっただろうか。
さすがに何年も使っているとくたびれてくるし、いくら黒で汚れが目立たないとはいえ、なんとなく薄汚れたような印象がある。リュックって洗っていいんだろうかと、ふと思った。ネットで検索すると、普通に洗えるらしい。でも出来ればつけ置き洗いがいいとか、洗濯機の場合はネットに入れろとかソフト洗いにしろとか、脱水はするなとか、いろいろ禁忌はあるようだ。
でもいったん洗えるとなると、ええいままよとばかりにネットに入れて普通に洗濯機で回してみることにする。とくに洗濯機から異音がするとか、振動が凄いとかいうこともない。そして無事に洗濯終了、雨も上がった翌日のことで外に干してみる。ナイロン素材だしすぐに乾く。
結果はどうか、なんとなくキレイになったような気もするような、しないような。まあこれでまた数年は問題なく使えそうだ。実はそろそろ新しいものが欲しいなと、ネットで少しだけ物色を始めたのはここだけの話だ。でもたぶん当分は買わないような気もするか。年金生活の高齢者に新しいリュックは必要ないだろう。もしも壊れたら、そのときはそのときで考えるとしようか。たぶんジャンスポかノースフェイスあたりか。
とはいえ、新聞広告やテレビ通販とかにありそうな高齢者向け多機能バッグみたいなのはきっと手出しはしないとは思う。まあこういうのは矜持の問題か。いやたかがリュックサックである。矜持もなにもあったものではない。もういいかげん物欲的に枯れてもいい頃だし、たぶん以前ほど、なにか欲しくなると、欲しい、欲しいみたいな部分はなくなっているだろう。そもそも財力的にも無理がある。
とりあえず洗ってキレイになったリュックたちである。
