6月6日(金)
朝からエアコンの設置工事。
家の前の道路が狭いので、車を近所のコインパーキングに動かす。
業者は10時きっかりに来て、工事は1時間半くらいで終了した。今度のエアコンはかなりデカい印象があったが、いざ設置されるとそれほどでもない。いちおうフラグシップモデルなので、機能は充実しているようだが、たぶんその機能の三分の二くらいは使いこなすことないかもしれない。基本的に冷房、暖房、自動の三つしか使わないような気がする。
最近のエアコンはスマホアプリからも操作が可能だという。さっそくアプリをダウンロードして設定してみるが、マニュアル操作ではエアコンをうまくアプリ上で登録できないし、そもそもルーターに接続できない。なんどか失敗したので、WPS接続にしたら一発で登録できた。こういうのは常に結果オーライで、「なぜ」がそのままになる。今回もマニュアル操作で「なぜ」つながらないのか、WPSだとつながるのが「なぜ」なのか。不明なままだ。
とりあえずアプリ上でエアコンの操作が可能。なんでも外出しているときでも室内の状態(温度とか)がわかり、オンオフ操作もできるのだとか。なので帰宅前にエアコンをオンにして、帰ったときには涼しくなってるとか、暖かくなってるとか、そういうことができるみたいだ。でも、たぶんそういうの使わないような気もするが。
6月7日(土)
午前中、妻と二人で外出。都内へ。
妻の新しい装具が出来たということなので取りに行く。代金は約63000円くらい。えらい出費だが、こればかりは致し方ない。二週間前にベルトの交換等を3足分している。たぶんこれで当分新しく作ることはなさそうだ。
装具は一般的に耐用年数は2~3年といわれている。もちろんそれ以上使えるけれど、業者あるいはリハビリ業界(そんなものがあるのか)的には、まあ3年くらいで作り替えるということになっている。
でも3年とか5年くらい経っているものも、ベルトなどを交換すればさらに3年とか普通に使える。なので家には中古の装具が増えていく。20年も障害者やっていれば、そういう蓄積もしていくということなんでしょう。そういうものとして受け止める以外になにができよう。
装具の引き取り後、妻はどこかへ遊びに行きたいようだったが、通信教育の科目が一つ明日の13時までに試験を受けなくてはならないので帰ることにした。
途中、地元に戻ってきてから、妻が以前から行きたがっていたカフェに行くことにした。そこはなんでも妻が通っているデイサービスの母体の会社がやっているカフェなのだとか。もともと不動産屋が母体で、老健施設やカフェなどもやっているのだとか。いろいろ多角経営のようだ。
お店はハワイアンタイプのカフェで、もろもろディスプレイに植物が飾ってある。ここで妻がロコモコ、自分はグリーンカレーを食べた。カレーはまあ、当然のごとく辛かった。アイスコーヒーは料金同じでサイズが選べる。当然のごとく一番大きいのしたのだが、ちょっとした金魚鉢みたいな感じだった。


帰宅後、政治学の最後の学習にはいる。まだテキストぜんぶ読みきれていないのがシンドイ。
ここ半年くらいキーボード入力の矯正をしている。端的にはエンターキー、バックスペースキーを右手の小指で入力するというもの。これやると入力効率があがるのだとか。でも自分の場合、かれこれ40年以上ずっと薬指で入力してきたので、なかなか矯正されない。
考えてみるとワープロを使い始めたのが26くらいだったから、43年とか経っていることになる。もともと高校生の時に英文タイプやっていたので、最初から5本指でブラインドタッチができたけれど、エンターキーを小指というのはちょっと盲点だった。
タイプライターのときは改行というとキャリッジレバーをはらうのだけど、あれはたしか右手人差し指でやっていたような。そもそも小指ってタイプライター的にはあまり使う頻度が低いキーを叩くようになっている。右手だったらPとか、左手だとQとか。なので一番使用頻度が高いエンターキーを小指っていうのも、なんか無理があるような。
どうしてもスピーディーかつリズミカルに文章を入力するとなると、けっこう力が入る。ようは打鍵に力が入るというやつだ。そうなると小指ではどうにもリズム感が違う。なので自分はいつの頃か薬指を使うようになってしまった。たぶん30くらいでそのスタイルが完全に定着した。なので今更矯正するのはかなりしんどい。
とはいえここ数年はレポート作成とかで、けっこうパソコンに向かう時間も増えている。まあ仕事しているときも諸々報告書の作成とかしていたし、やとわれ経営者なんてある意味文書作成が仕事に占めるウェートけっこうあって、ひんぱんに親会社にレポート出すこと多かった。ということで効率よく文書作成ということで、エンターキーを小指君で打つをずっと矯正的にやっているのだけど。
なんでそんなことを今さら書くのか。
「装具を取りに行く」と入力したつもりが、画面を見ると「装具を鶏肉」になっていて、思わず苦笑してしまったから。以上。
6月8日(日)
朝、4時に起床。
そのまま前夜に引き続き政治学の学習。残っていた「参議院の特徴」についてメモを作成。
試験範囲はこんな感じ。
参議院についてメモを作り、それをもとに一応の解答的なものを1400字くらいにまとめる。これで1~5まで簡単な解答的なものをそれぞれ1200~1400字くらい作った。WEB上に出回る解答(noteとかで有料でうっていたりする)を見ると、事前審査制と常任委員会が出題される可能性が高い。この2点に絞ってもいいかと思ったけど、一応全問解答的なものを準備した。
試験は9時過ぎにWEB上で行う。一度、試験サイトに入ったら1時間かっきりで終了になる。途中で、通信途切れたらどうなるか。まだ経験ないけど、再度入りなおすと途中から再開できるのだろうか。ネットで試験なので、ある意味これは持ち込み可みたいなものだけど、だからといって簡単に1200字くらいの論述は難しい。それを思うと学生時代の試験って、よくやれたもんだと思ったりもする。
実際の出題は「国会法の問題点について」。しかも「内閣法及び内閣提出法案審議との兼ね合いについても論じろ」とある。これは予想外。あわてて内閣法と内閣提出法案について調べる。準備不足露呈したみたい。結局、事前に準備した解答に法案審議における衆議院の優越についてを少し書き足した。
後になって考えると、国会法のベースになったアメリカ議会の議事運営についてとか、アメリカでは行政による法案提出が出来ないこととかについても言及すべきだったのかとか、いろいろ出てくるのだがこれは後の祭り。
試験は事前に作ったSimplenoteの解答に少し書き加えてコピペする。Simplenoteは文字数が確認できるので便利。今回は1500字くらいになったか。でも内容は自信ない。もっとも政治学は一般教養科目なのであまり重要でもない。もともと卒業レポート以外の資格要件は満たしているから。
午後は子どもを迎えにいくため出かける。今日は通しリハーサルのゲネプロだそうな。練習場所は福生市の市民会館らしい。ナビで調べると横田の第五ゲート前の信号を右折してすぐとか。
子どもを拾ってから、三人で不二家に入って甘物系タイム。不二家のホットケーキを食べたのは何年ぶりだろうか。


6月9日(月)
朝から内科と眼科の通院で都内へ。
眼科では4月に受けた緑内障の検査結果を聞く。どうも右目に視野欠損があるようで、軽度の緑内障との診断。いよいよ点眼治療をすることになる。でも特に自覚症状はないのだが。とはいえ失明の危機とかそういうことではなく、20年後くらいに悪化するのを防ぐ予防措置みたいな説明だったか。
点眼薬は一日一回。副作用で点眼した目の周りが黒ずんできたら、睫毛が伸びるとかあるのだとか。それを防ぐには点眼したらすぐに顔を洗い、周囲についた薬剤を落とすのだとか。なんか面倒臭そうだ。それにしても片側で目の周囲が黒ずみ、睫毛が伸びた状態とはどんなものだろう。想像がつかない。
内科の方は特に数値的に問題はないようだ。あいかわらず中性脂肪の数値が高い。やっぱり運動不足なんだろう。
久しぶりに新宿に出る。都民情報ルームで文化財保護の報告書を購入するつもりだったが、古いものだったので閲覧のみ。でも閲覧だけだったら、WEB上でPDFで見ることができる。でも引用とか諸々のためにはやっぱり紙が欲しいのでやってきたのに。50~60ページあるので自力で印刷するのもなんだしと、いろいろ思うことがある。
考えてみると都庁の中に入るのは初めてだったかもしれない。新宿の西口付近は大昔、書店営業をしている頃に頻繁に来ていた。新宿は紀伊国屋本店には毎週通い、隔週で西口方面へ。小田急百貨店に入っていた三省堂を起点に、三井住友ビルの紀伊国屋へ。あとはNSビルとか野村のビルにも書店が入っていたような。オフィス街の書店だったが、それぞれけっこうコンピュータ書を置いていて、そこそこ売れたような記憶がある。おおよそ35年くらい前のことになるのだろうか。いつものごとく遠い目になってしまう。
まだブックファーストもなかったし、東口にジュンク堂も出店する前のことだ。それを思うと自分が書店営業してたのは本当に大昔のことなんだと改めて思ったりもする。
2時過ぎに、まだ昼飯食べていなかったので、三井住友ビルの地下にあるとんかつ屋でロースかつ定食を食べる。ビル前の広場で少しの間休憩。うつらうつらしていたら、雨振りだして目が覚める。
その後はモード学園ビルのブックファーストに入り、東京都の地図をを買う。都市景観についてのレポートを書く予定なので、出来るだけビル名とかが載っているものがいい。しかし地図を買うなんてこれも何十年ぶりだろうか。ナビ付の車になる前は必ず地図を常備していたのだけど、今は地図など見ることはほとんどない。たいていのことはGoogleマップで用が足りてしまう。
なにか疲れてきたので、あとはどこにも寄らずに帰宅。繁華街やオフィス街、駅の中を歩いているとけっこう疲れる。そんな表現があるのか知らんが、人疲れみたいな感じ。
6月10日(火)
午前中、保険屋が来訪。今入っている保険が少し安くなるとかいうので、切り替えることに。といっても月にして800円くらい。年間9600円、10年で96000円とか、チリ積もればなんだろうが、10年後に生きている可能性はどうか。高齢者の10年後というのは、限りなく不確かな蓋然性の世界だ。あわせて妻も新たに医療保険に入れることも検討する。
午後はダラダラと過ごす。
夕食は麻婆豆腐、大根と豚の角煮。キャベツ入りオムレツなど。食事をとってから久しぶりに洗濯物類にアイロンがけをした。家事の中で一二を争うくらいに嫌いなアイロンがけ。
夏用の上着2着、半袖ボタンダウンシャツ2枚、Tシャツ4枚、あとは妻のブラウス3枚。終わったら11時を回っていた。なんともやれやれという感じだ。
その後は昨日の内科通院の際にもらった血液検査、尿検査の数値をパソコンに入力。さらにレシート類3日分を入力した。
こういうのも穏やかな日常なのかもしれない。