シビックハッチバック

 フリードがリコールとかでディーラーに持っていく。なんでも二列目シートに問題ありとか。この車はディーラー試乗車の2年落ち、乗っていたステップワゴンが5年経過でそろそろ次を考えようかというところに、どうですかお手軽価格でと勧められ勢いで購入したもの。

 フリードはまあ割と気になっていた車ではある。子どもも大学生になって一緒に行動することも少なくなったし、そろそろワンボックスのミニバンに乗る必要も少なくなってきた。とはいえカミさんが基本車椅子生活なので、それを考えるとミニバンは外せない。そういうところで例のちょうどいいサイズというのは惹かれるところでもあった。まあ試しに乗るのなら中古でいいかもしれないし、一応ディーラーからの購入なので、諸々サービスも受けられそう。

 実際、同じディーラーで3台新車を乗り継いで、4台目な訳で一応は上客なのではないかとは思っている。

 このフリード、特に問題はないのだが、乗り始めにブレーキの鳴きがけっこう頻繁にある。一、二回診てもらって、ブレーキパッドを調整してもらったのだが、症状も改善されていない。今回のリコールでも、もう一度調整してもらうことになっている。

 話がどんどん逸れていってるのだが、リコールによる部品交換は一泊二日のため代車を用意してもらったのだが、それがこれよ。

f:id:tomzt:20181030183243j:plain

 持ってきたメカニックの人に聞いたさ、何これって。完全なスポーツカーじゃない。自分の乏しい車の知識では、ホンダでこんな車あったっけと思った。すると返ってきた答えが「シビックです」とのこと。シビックって確か生産中止になっていたんじゃなかったっけ。復活したのって聞いたら、去年出た新型ですという。

www.honda.co.jp

 「これって、自分の知っているシビックじゃない」というのが正直なところである。シビックはホンダが誇る大衆車だったはず。トヨタカローラ、日産のサニーと共に日本のファミリーカーを支えてきたセダン車のはず。それがファミリーカーといえばミニバンということになり、日産のサニーとともに生産中止になった。

 それが7年ぶりに復活したという。しかしデカイ、見事な3ナンバーである。これは完全に欧州市場を意識した車なのかなと思った。いろいろ調べるとイギリスで製造とかいう。このデカさ、3ナンバーは明らかに欧州仕様。さらにこのスポーティなフォルム、タイヤのアルミの格好良さ。

 実際乗ってみると、シートも適度なホールド感があり、よく走る、キビキビと曲がる。けっこうロングドライブしても疲れないなと感じた。運転する楽しみをけっこう満喫できそうだというのが、家まで帰った時の感想。

 とはいえ、我が家の狭小駐車場ではこの車を車庫入れするのは一苦労、二苦労である。もう4〜5回切り返してやっとのことで入れた。

 けっこう人気で納車まで半年待ちとかいう話もあるらしいのだが、しかし、しかしである。ファミリーニーズで障害者を抱えた我が家にはこのカッコいい車は無用の長物といっていい。カミさんはというと真っ赤でカッコいいと横で呑気に話してはいたけど。

 この車を代車で出すって、自分はディーラーからどう思われているんだろうとちょっと気になってしまった。運転は基本下手の横好きであるが、この車の取り回しは正直難儀である。まあ普通に広い道路走っている分にはたいへん心地良いことは心地良い。それにしても還暦過ぎたジィさんにこんな車代車で出すって、ある意味イヤミだよなと思ったりもする。

 後から連絡があり、フリードは諸々調整含めて戻ってくるのは木曜くらいになるとか。どうすんだ、その間。