期末手当とか

 年初から検討していた期末手当を支給した。決算間際になってある程度の利益が見込めるということで実施というと、よくある決算賞与みたいなものかととなるが、若干性質が異なる。
 期中に1名役員が退任し、かけていた保険を解約した。役員在任期間は10年、契約した保険が返戻率の高いものだったので、一定の特別利益がでた。本業の方は青息吐息なのだが、営業外で棚からぼたもちみたいな収入である。小さな小さな零細企業にとってはバカにならない額でもある。
 まあ、せっかく特別収入があったのだから、従業員に還元しようというそういう話だ。本当に雀の涙みたいな金額ではあるが、これだって最初に半期が過ぎたあたりで計画し、色々とナシを通すべきところにはすべて通してきた。
 もちろん役員でお手盛りなど一切していない。ある意味経営の矜持みたいなものなんだが、まあ金額が金額だし、あまり有り難みがあるとは思えない。とはいえこういうご時世だから、わずかでも現金収入があるのはそれなりにホクホクという部分もあるかもしれない。まあ自己満足みたいなものかもしれないが。とりあえずこの後はただただ決算に向けての作業が続く。