株主総会

 昼から株主総会。小さい会社のシャンシャン総会ではあっても、やはり緊張する。事前にシナリオというか話す内容は詳細な原稿を作ってある。その中で決算書の報告をたんたんとしていくだけなのだが、目の前に偉い人たちが居並ぶだけでしんどくなる。こういうのは場馴れというのだが、どうもそういう訳にもいかない。
 今回は特に大きな議案もなく本当にシャンシャンの内容。役員は改選期なのでこれから2年は現有の体制でいく。しかし今更ながらもっと勉強をしなければいけないとは思う。決算書ひとつとってもすべて税理士まかせである。一応数字についてはすべて説明できるようにロジックについてはつきつめてはいるけど、まだまだ引当や例の繰延税金資産とかとなると、ムムムムという感じだ。
 もっとも元々経理屋でもないのだから、そのへんを細かく知る必要は少なくとも前任、前々任とかにはなかったとも思う。でもそれとこれとは別だな。毎月の試算表を見て一目で状況を把握する。まあそれは当たり前のことなのだが、まだまだ敷居は高い。
 総会後は一つ打ち合わせを終えてから会社に戻る。決算関係の資料をまとめるつもりだったが、なんとなく疲れもあって早々に切り上げてから、打ち上げとばかりに他の役員を誘って飲みにいく。