パート募集

 暮れにパート募集をかけたが、やはり年末は人の集まりが悪いのか応募は10名くらい。年配の方の採用はしたことがないので、採用担当に聞くと面接したのは半分くらい。2名の採用を決めたが二人とも断ってきた。一人は怪我をしたという理由(ぎっくり腰とか)、一人は正社員の口が決まったとかいう。ここ数年で一番の不作かもしれない。契約している社労にそんな話をしたらすかさず、奥さんたちは年末は忙しいから駄目でしょとの答えが返ってきた。
 ということで年始明けすぐに募集をかけることを決めているのだが、採用担当に他社の求人広告との比較検討とかしてみるように指示する。ある意味もう何年も同じ広告文面を使いまわししているということもあるからなのだが、採用担当いきなり固まってしまった。総務とかをやらせているが元々現場の人間なんで仕方ないといえばそれまでだが、少しは勉強してくれてもいいかとも思う。
 仕方なく自分で久々求人広告をしばし眺める。気がついた点を幾つかあげれば、まず9時から4時とか5時までのフルの仕事が少ない。まあパートだからといってしまえばそれまでだが、シフト制が徹底されているのかもしれない。週の労働時間が少なければ、福利厚生だの有給付与とかも少なめに出来るとかいろいろあるのだろう。
 あと年齢や性別を求人の際に限定するのは出来ないのだが、さりげなくコピーの中に入れてやんわり限定するというやり方がけっこう多いなとも思った。まあ平たくいえば、「30代〜40代の女性活躍中」というコピーを入れることで50代の女性は募集してくるなとか、60代の男性とかこないでねみたいなことなわけだ。
 さらにいえば、多少とも景気上向きな部分もあるのだろう、イラスト、写真などを入れてアッピールする広告もかなり多かった。
 さてと、今回はどのくらいの応募があるか。これで集まりが悪いと、また誰かに「新年早々なんて誰もこないよ」みたいなことを言われるかもしれない。