仕事始め

 年頭の挨拶をするのはこれで3年目となる。これまでは一応何を話すかそれなりに原稿らしきものを作るとか準備をしたのだが、だんだんとルーズになっていくというか、そんな感じもある。まあ毎年「厳しい、厳しい」という話をしても、なんだか狼少年みたいなものだしとも思ったりもするし、大会社のようにそれこそ講堂とかに全員集めて訓辞的になんていうことでもないわけだし。
 ということで今回は、前日通夜にいった故人のことをまず話しをした。会社の役員もされていたし、最後は顧問ということで一昨年まで来ていただいてということもあるので。なので年頭のおめでとう的雰囲気はそこで払拭されてしまった。その後は元旦の各社の全面広告の比較やら、豊富なコンテンツのこととか簡単に話して終えた。
 仕事はいつもの正月明けである。一週間丸々物流が止まっていたのだから注文量は多く現場はそれならに繁忙感もあったし、電話も多かったようだ。問題は、10年も前だと正月明けからの忙しさが数日は続いた。様々なものが滞留し、平常に戻るのにはどうしても一週間はかかった。それが次第に5日となり、3日となり、今では忙しいのは当日、二日くらいという状態である。