高校の文化祭

子どもの学校の文化祭に行ってくる。高校の文化祭に行くなんてどれくらいぶりだ。おそらく大学生の頃につきあった高校生のそれに行ったなんて記憶があるにはあるので、たぶん40年近く前になるのだろうか。いやはや。
子どもの学校は私立で割とお行儀の良いところなので、チャラチャラとした子もいないし、イキの良い、良くも悪くも生意気なガキみたいなのも見受けられない。とにかく品行方正的だ。一言でいうと中学生のような高校生ばかり。すれてない子ばっかりだ。まあこういう子たちを見て、親はこういう学校にいかせて良かったと思うのだろうが。
子どもの部活の演奏は朝早く10時前から。それから12時過ぎと14時過ぎにそれぞれ演奏があるというので、車椅子の妻を連れてあっちへウロウロ、こっちへウロウロだ。
子どもは演奏と同時に裏方仕事をけっこう引き受けていて、傍目にもなんか空回りしてるなと思えるくらい動き回っている。とにかく頑張らなくてはという責任感の表れなんだろうが、こと仕事としてみるとどうにも無駄が多すぎると思えた。
演奏が終了したので、美術部だの写真だのの展示を少し見て4時過ぎに帰ったのだが、途中で顧問の教師から電話で、子ども過呼吸で倒れ保健室で寝ているという。オーバーワークしちゃったのねと思い、引き換えして回収してくる。聞けば昼飯も食べずに動き回っていたのだとか。顧問はあまり無理せずといっていたが、子どもは当然明日は朝早くから学校へ行くといっている。そうやって熱中できるのもいいことなんでしょう。青春というやつなんだとは思う。