IPアドレス変更

久々の休日出勤。社内PCのIPアドレスをすべて変更とのお達し。本社より担当者1名とシステム管理会社の技術者1名、こちらは2名で対応。これまで使っていた頭三桁を別の二桁に変更する作業。ネットワーク関連のテクニカルタームについての理解がしょせん文科系のオジさんには理解不能。変更理由の説明を一応受けたには受けたのだがよくわからん。たぶんグローバルIPとプライベートIPの関連やIPの枯渇との絡みとかもあるのかも。
技術者はルーター等の設定を主に行い、残り3名で個々のPCの設定変更を行う。地味な作業だ。ネットワークのプロパティを開けては記述を書き換えるだけの単純作業。ただしPCによってはこれにさらに様々な設定ファイルの記述変更が伴う。ようはデータのアップロードやダウンロードに伴う設定である。早い話、データの送り先の番地が変わるわけだし、PCだけでなくホストのアドレスも変更されているので、それぞれ指定してやらなくてはならない。転送手順を記述したファイルのアドレスの部分を書き換える。これも地味な地味な作業の連続だ。
すべてのPCの設定を変更するが専用システムがうまく動かない。インターネットと専用システムで2枚LAN接続をしているのだが、これの振り分けがうまくいっていない。以前にもこういう問題があり、そのとき改善したのは強制的に振り分け設定を行わせるためのバッチファイルを使ったのを思い出す。そこでPCのユーティティ関連のフォルダーを探すと、あるもんだね。なんか5年以上前のものである。けっこう物持ちがいいので、この手の者に関して。半信半疑でバッチファイルを動かすと、嘘のように専用システムが動く。目出度し目出度しである。
結果としてお手柄なのだが、ある種年くった長老みたいになりつつあるのかなとも思う部分もなきにしもである。あとは月曜にすべてのPCがうまいこと動いてくれればいいのだが、さてどうなることやら。もう一人の同僚には、場合によっては長期休暇を取ると宣言して作業を終了する。