年末調整のもろもろ

11月後半から12月の給与支払いまでは年末調整の諸業務に追われて追われて。とにかく小さい会社だからこまごま事務も一通りこなさなくてはならないし。扶養控除や保険控除の申告書の配布から記入、計算から給与ソフトへの入力やら処理手順全般まで。まあ基本は給与ソフトが全部やってくれるようなものなのだが、仕事の流れというか年末調整の仕組みが正直理解できていない。
去年もやるにはやったのだが、それこそ人から言われるままだったので、実は自分で何をやっているのかがさっぱりわからんかった。今回はというと、実務をやりながらいちいち給与ソフトのマニュアルやらネットで調べた処理手順やらを照らし合わせたりした。そのため実は去年以上に時間をかけているかもしれない。
いちおう15日で給与計算の締めを終わってから年末調整の処理作業を行い、先週末に現金での支給も完了。源泉徴収表やら法定調書やらという資料関係もあらかた作成した。それと同時に作業の度に作成しておいたメモをまとめてどうにかマニュアルらしきものを作り始め、ほぼ完了に向かいつつある。
マニュアル作ったら、次回は当然誰かにふろうとは思ってはいるのだが、ひょっとするとまた来年も同じことやっていたりもするのだろうか。それを思うとなんとも「やれやれ」という気分である。
しかし老化が激しいのか、すべての作業が大変新鮮に感じられる。ようはすっかり一年前にやった作業を忘れているということ。給与ソフトに申告書内容とかを入力していても、最初は本当に始めての気分でいる。じょじょにこれってなんとなく覚えがあるな〜という気分になり、作業が終了しかける頃になって、これって俺やっているじゃんということになる。各種資料についても最初はさっぱりで、実際出力して内容確認してから、これ見覚えあるわとか、これ入力データ違うじゃんみたいなことにきずく。五十も半ばを過ぎたオッサンにこういうことやらせるのが悪いと内心居直っているのではあるが。
もしも同じことを後数回やったら、たぶん年末調整マスターになる自信はあるね俺、みたいな気分もする。なんの自慢にもならんけどさ。