決算書を作成する

15日はまだ休みだったのだが出社して事業報告書を仕上げる。
16日は休み明け初出勤。付属明細書等のラフも仕上げ、決算書類をほぼまとめる。
昨日は税理士がきて数値を確定させる。貸借対照表等、損益計算書等の計算書類も仕上げてもらったのでこれを元にすべての書類をまとめあげる。
去年はほとんど無手勝でやっていたので、実際なにをどうまとめているのかもあんまりよく判っていなかったのだが、今年は反芻しつつで、一つ一つの数字のまとめやら、準備した資料類や数字がどこに反映したかなども少しずつ判るようになった。人間、こうやって学習するんだということだ。いい年してこういう初歩の初歩みたいなことをやっているのもどうかとは思うが、なにごとも学びであると。
なんでこんなことまでと思わないでもないのだが、小さな会社である。結局何でも屋にならざるを得ない訳で。そりゃ年の瀬になれば年末調整だってやらなくてはならないし、決算期になればそういう仕事をしなければならない。
夏休み前だが、立て続けに器具類でトラブルがあり、コールセンターで電話機が壊れたといわれれば、業者がくる前にあまり使ってない部署の電話一台奪ってきて付け替えて処理。一部所丸々で専用のシステムが使えなくなったと言われれば、おそらくハブだかルーターの故障と見当をつけ、それらしいバックアップ機を見つけてきてとりあえず復旧させる。なんか実態は用務員だなと一人愚痴れば、パートさんから爆笑される。
何でも屋、ただの便利屋でしかないのだが、それは卑下しつつ、実は自慢だったりもする。まあ総て心の問題でもある。
とりあえず決算である。そしてまあただの儀式ではあるのだが、一ヶ月先の総会をつつがなく終わらせること。