自宅周辺の放射線量を計ってみる

せっかく線量計を入手してみたのである。まあお約束ということで、自宅周辺の線量を計測してみた。児玉先生の影響ということでもないのだが、放射能が留まりやすいのは雨樋の下とか、公園のブランコの下の部分などなどというので、とりあえず自宅の周囲と近所の小公園などに出かけてみた。
今回の計測にはせっかくなので娘も連れていった。うちのほんわか娘はフクシマだの、放射能だのにはまったく関心はなさげなのだが、まあいい機会というか、ある種の郊外学習のようなもののような、的な感じでということで付き合わせた。あわよくばこれを夏休みの自由研究のネタにでもさせようかという魂胆もある。
余談だが娘は自由研究的なものが大嫌いで、ほぼ自主的にやることはない。だもんでもう何年も前から父親主導で行うのが常態化しつつある。あまりコミュニケーションが取れない子どもとの年に一度の共同作業みたいな感じで、父親が企画立案し、主たる作業者となり、娘が助手を務める形でずっとやっていたりもする。
となるとある時期から娘の興味(というか端からその手に興味がない)ではなく、私が面白そうだなと思うものが増えつつある。まあ私の場合は、とりあえず短時間でチャッチャと出来るものというのが基本ではあるのだが。
ということで、現在の父の関心事はやっぱり放射能ということもあり、うまいことが切り口やらが見つかればこれを子どもと一緒にネタにする可能性はけっこう大かもしれない。
そうだ、実測の結果についてである。結論的にいえば、自宅の庭にある雨樋の下が一番線量が高かった。3回計って平均値を出したのだが、0.32、0.29、026で、平均値は0.29μSvだった。ちょっとわかりにくいがこの辺りである。

近所の公園ではこのすべり台の下が0.27、0.26,0.19で平均値は0.24μSv。まあそれほど高い数値ではないしまず安心していいというところだろう。とはいえもしフクシマでの事故がなければ、0.0幾つというのが正解なのではないかと思ったりもする。