懐かしのクラシコ

ジムでマシンやっているとき、天井から吊り下げられたテレビから流れているサッカー試合を何気に見てみた。海外サッカーをよく流しっぱなしにしているので、いつものそれだろうと思った。縦縞のユニフォームから一方のチームがバルセロナであることはわかった。相手方は白なのでおそらくレアルあたりだろうと思った。
最近は海外サッカーをあまり観ていないのでどこにどんな選手がいるのかもきちんとわかっていない。バルサも正直メッシくらいしかわからないかもしれない。だもんでまずメッシを探したがそれらしき選手がいない。ただなんとなく映像が古っぽい感じがした。そんな中白いユニフォームのチームがコーナーキックを得た。キッカーは小柄で左足で蹴っていたのだが、その姿がなんとなくロベカル風なのである。
しばしそのまま映像に見とれていると、次に白チームの攻撃で、例のロベカル風の選手が左サイドで見事な切り替えしフェイントからクロス。走りこんできた見方がうまくあわせてゴールネットを揺らした。ゴールを決めたのはまごうことなきラウールである。画面にもラウール・ゴンザレスとテロップが出る。ラウールは今ブンデスだろうと思いながらそのまま画面を凝視していると、なんとも懐かしい選手がぞろぞろと確認できる。
バルサ側はリバウド、ジオバンニ、ルイス・エンリケなどなど。そうしている間にも試合は点の取り合いで、左から中央に切り込んだルイス・エンリケが見事な中距離弾を打ち込む。再びロベカルがサイドをえぐって中央に送ったパスを素晴らしいトラップから一蹴りで決めたシューケルなどなど。30分近く体動かすこともなくテレビを見続けてしまいました。
テレビはバルサTVというもので、バルセロナの試合を最近のものはもちろん、こうした古い映像も放映しているものらしい。それをおそらくCSかなんぞの有料チャンネルがやっているのだろう。帰宅して調べたのだが、試合はどうもこれだったらしい。

★97-98 リーガ 第9節レアル・マドリード×FCバルセロナ 2-3
リバウド・ボレー!リバウド(1)、ジオバンニ(1)、ルイス・エンリケ(1)VSラウール(1)、シュケル(1)