甲府鳥もつ煮

16日、17日に仕事でつきあいのあるオヤジたち数名と小旅行に行ってきた。行きの談合坂で待ち合わせの時につい勢いで買ってしまったのがこれである。

9月にやっていたB級グルメB-1グランプリに優勝したという代物で、かなり話題になっていた。メディアの影響は物凄いものがあるのだろう、早くも談合坂SAに出現したというわけだ。
で、早朝だというのに、おっちょこちょいオヤジの私は早速試してみることにする。とりあえず一口、二口食す。うん、うまくね〜。これのどこがグランプリ・・・・・?
濃い甘辛の味付けは明らかに、鳥もつの臭みを消すためでしょう。どす黒くなっているが、もつは所謂レバー系と砂肝の二種類の模様。幸いなことにあの生まれる前の卵はなかった。なんか気色悪いでしょ、あれ。
ほんでもって砂肝はなんとか食えるかな。まあ酒の肴にもなりそう。でもレバーのあのねっとりとした食感と濃い甘辛はちょっと勘弁的である。本当にこれのどこがグランプリか。といってもあくまでB級だから、しょせんこんなものなのである。
B級グルメの真髄とは、結局のところ名物に美味い物なしという、あの神なるテーゼに基づいているということなんだろう。
そういや以前、東名のどっかのSAで食した富士宮の焼きそばなるものも、どこが美味いのか首を傾げたものだった。
とはいえ話題の名物である。興味のある方はぜひ一度食して欲しい。意外とはまるお方もいらっしゃるかもしれないから。