ジム6連荘

月曜日からなんと6日連続でジム通いをしている。1月にこけて胸打ってからというもの3週間近く体動かせないままでいたのだが、なんとか先週後半から咳きしても胸の痛みがだいぶん和らいでいた。それでとりあえず月曜日に行ってみたのだが、特に問題なく体を動かすことができた。それでとにかく続けてみようかとも思った。
先週の後半に会社の飲み会があった。正直後味の悪い飲み会だった。たちの悪い悪酔いをする者がいて絡まれたりとかもあったし。でつくづく思ったのは、飲んでいて面白くない。というか会社の人間と飲んでも面白くないという、まあありきたりというか、今さらあえてというか、まあそういうことだ。
もちろん会社の人間と飲むのはある意味仕事の延長上である、そういう部分がおおいにある。だからたいての場合、消化不良というか、あんまりいい気分で終われないことがある。立場的につきあわなくてはならない場合もあるし、特に上からの誘い、まあたいていの場合社長とか、あるいは取引先の管理職とかとなると、これはもう間違いなく業務である。だからそういう意識付けで飲んでいる。
困るのが下の者と飲むときだな、相手が神妙にしていれば妙に説教臭くなったりするし(困ったものだ)、議論してくればそれなりに理屈っぽく対応したり、まあどうあっても楽しくない。
で、思ったわけ。もう後先ない人間なんだよね、たぶん自分は。会社的にはたぶん、たぶんとして管理職として後5〜6年。その後はせいぜい顧問とか契約とかでせいぜい残れて2〜3年でしょう、だとしたらもっと楽しい酒が飲みたい。自分にとって楽しい酒とは、気心の知れたやつとの飲み会、好きな音楽やら映画やら小説の話を肴にバカ話したり、あるいは一人でしみずみ音楽聴きながらちょぼちょぼ飲むこと。
もういつもいつもパチンコのことくらいしかネタのない飲み会だとか、仕事上の愚痴めいたことばっかりの飲み会とかはいい加減いいかな〜と、まあそんな思いになったわけだ。それでせいぜい10日に一回くらい楽しい酒が飲めればそれでいいと。それ以外の日はせっかく会費払っていることだしせっせとジム通いでもしてみようかと、まあそんなことを考えた。
これまででいうと、一番頑張ってジム通っていた去年の4〜5月あたりでも連荘では4回が最高、1週で5回が一番というところだった。今回月曜日から今日まで続けてみて思うのは、いや〜人間やろうと思えばできるものだとか、意外と人間は慣れるものだということ。
そりゃ体のあちこちは痛いワさ。それでも筋肉痛のピークはだいたい3日目くらい。6日目の今日だって、多少は痛むけどけっこうましになってきている。ある種の順応性ということなんだろうな。
とはいえ体重のほうはさすがににわかで始めたことだから、あまり変化はなし。ここのところ着衣でだいたい72キロくらいあるのが、ほとんど変化なしである。もっとも今はあまり食べるほうを制限していない。去年体重が激減したときには、週に3〜4回のジム通いと朝、昼のバナナ1〜2本生活だった。まあそのへんが圧倒的に異なるわけだ。
とりあえず早目に仕事を切り上げてジム通いに専念しようと思う。完璧健康志向でいこうなどとはさらさら思ってはいない。酒だって毎日飲んでいる。もっとも家で飲む酒なんかはけっこう可愛いものだとは思ってはいる。とりあえず体動かすことは健康上もけっして悪いことではないだろう。この年代で適切な運動習慣を身につけ、適切な体重、体型を維持すれば、次の10年を少しだけ健康的に過ごすことができるかもしれない。
もちろんわが家の家系的にいえば、男性はだいたい63〜64で死んでいるから、それはそれとして運命的に受け入れたいとは思ってはいる。でも子どものこと、妻のこととか思うと、もう少し長生きして現役的に生きていかなくてはいけないのだろうとも思わないでもない。それにたぶん享受できないだろうけど、老後の楽しみとして残しているものだって山ほどあるのだから。