キャラクターのサイン、記念撮影

TDLとディズニーランド・パークでの相違点はいろいろあるにはあるのだろうけど、その一つにはキャラクターとの記念撮影。日本でもあちこちでキャラクターと出くわし、人だかりができていてみんな記念撮影しているけど、そこでのアメリカとの違いは日本だとけっして列を作らないこと。アナハイムのパークではどこでもきちんと列を作って順番を待って一組づつキャラクターと記念撮影をしている。それもキャストがついてそういう案内をしているということもなくなのである。
だからキャラクターの誰がいて、どのくらい列が出来ているか、記念撮影するのにどのくらい待つかとかが一目瞭然なわけだ。もっとも列といっても例えばミッキーと写真を撮るのに30分待ちみたいなことはなくて、せいぜい5分も待つかみたいな感じ。
もうこういうのは文化とか伝統とか、そういう類の範疇に入ってしまうことなのかなとも思う。例えば大阪のエスカレーターでは片側は必ず早足で昇降する人ように空けておかなくてはいけないとか、関西だか名古屋ではけっして駅のホームで順番に列を作ってはいけないとか、まあそういうような類のもの。
それともう一つ有償のお土産とは別にキャラクターのサインという記念品が得られるというのが目新しい発見。持参してもいいしお土産物屋でサイン帳買ってもいい、たぶん一番目立つところに売っているのがサイン帳。小さな子どもたちはみんなサイン帳をもっていて順番にキャラクターの前に並んでサインをもらって記念撮影をして。たぶんこれってアメリカでは普通のことなんだろうな。そしてたぶん、たぶんだけどここを訪れた親たちも自分の子ども時代にそうした記憶があって、だから自分の子どもたちに最初にそれをさせるみたいなことがあるのじゃないかと思う。サイン帳のキャラクターのサインは子どもたちにとっては宝物になるみたいなことなんだろう。
しょせん中に人の入った着ぐるみのサインである。いずれ成長とともにそんなサイン帳はガラクタの一つになってしまうのだろう。でも夢のディズニーランドにやってきて人気キャラクターのミッキーやドナルドにサインしてもらう。子どもにとっては夢のような出来事じゃないかい。こういうのは良きかな古き伝統みたいな感じで私も好きである。
早速子どもにその話をすると小学6年生になるというのに、根っからディズニー好きの娘はサインをもらう、もらうを連発。一番チープなサイン帳とボールペンをもってキャラクターと記念撮影している場面にぶつかるとすかさず並んでサインをゲットしていた。しかもその一番最初、娘にとって輝かしきサインをいただいた最初の一人が実はこの人だったりして。

え〜と、この人です。
娘にお前クレエラがいるぞと言うと、すぐにサインもらいにいく娘。クルエラはなんとなく「あたしのサインもらたいって、冗談いってんじゃないの」みたいな感じで言葉投げてきたけどとりあえず仲良く記念撮影。娘と二人でサンキューと声かける。
さらに二番目がこの人。なまじ映画が大好きで私も娘も何度も観ているから、ぜんぜん似てないぞとつっこみつつ「メリー・ポピンズ」のバートとも記念撮影。


続けていろいろとクマだのリスだのからサインをもらって記念撮影。まあアトラクションがメインだったから、あくまで遭遇したらということだけど。でも一応メインのこのお二方だけははずせないかなと。




サイン帳は娘の数々のディズニーグッズが入った宝物箱に収納されたみたい。まあ良い記念になったのではないかなと思う。いつかさ〜、娘に子どもができて、その子どもが親の影響で当然のごとくディズニー好きになるとだね〜、娘は子どもに話して聞かせるんだろうな。昔々、アメリカのディズニーランドでミッキーやドナルドからサインもらったって話を。本当に良きかな伝統みたいな感じだと思う。