妻の入院が決定

昨日半休をとり日高の埼玉医大国際医療センターに行く。8月に地元の病院に行ったときに医師から一度精密検査を進められた。
再び病院へ行く - トムジィの日常雑記
その医師が勤務しているということで行ってみたわけ。預かっていたMRIと医療情報提供書(紹介状)を持ってね。しかしへんな話、この医師は自分で自分に向けて紹介状を書いたようなものなわけだ。ただし大学病院は紹介状なしでの外来は普通しないから制度的というか形式的にはこういう手順をとらざるを得ないのだろう。
事前に電話で予約をしていたのだが、20分くらい待たされて受診する。まあ大学病院での20分待ちはほとんど待ち時間なし同然か。医師からは特に受診うんぬんはなし。すぐに検査入院の日程を決めるだけ。妻が10月の後半以降がいいというので、当初11月の第1週月曜日からの入院ということになりそうだったが、入院となるとほぼ1日付き添わなくてならないだろう。月初の休み明けの休みはちょっと仕事に影響するかなということで、前週の土曜日からの入院ということにした。
そうなると実質検査は月曜日からだから、土日、さらに翌週の3日が休日なので三日間検査なしで入院費だけがかかるということになり、きわめて効率の悪く費用のみかさむ日程になってしまった。まあ休んで会社での心象悪くすること考えればとも思ったわけ。まあこの不景気で忙しくもないし、立場的にもさほど現業仕事持っているわけでもなく、休もうと思えば休めるのだけど、一応立場とかもあるし、下の者との手前とか。検査入院とはいえ入院なのだからなにかあって休む、半休なりで病院へ行くなんていうこともあるかもしれない。それを考えると宮仕えとしては賢明な選択かもしれないかな。
今回の検査では血管や心臓など主に循環器系の検査が主になるような話を医師から聞いた。やはり脳梗塞の主原因である内頚動脈で血流が止まった原因究明ということになるのだろう。医師的には心臓で血栓ができて内頚動脈で滞留しての可能性を捨てきれないというのだ。そのためかなり細かく心臓の検査を行う予定だという。
さらに胃カメラをのんで食道部分から心臓の裏側を調べる云々という話もあった。妻はたぶん胃カメラは初めてのことだ。医師曰く、食道部でカメラをとどめなくてはならないので、少し不快になるかもしれませんとのこと。大丈夫かなとも思う。そこは胃カメラのキャリア7回以上を誇る私としては少々心配ではあるかな。
しかし大病院での二週間の検査入院。そこまでする必要性については、まだ正直すべて納得しているわけでもないのだが、妻の48歳という若い年齢からすればきちんと調べておく必要性もあるのかもしれない、いい機会なのかもみたいに考えようともしている。妻にもそう話している。
医師との面談が終わってから窓口で入院についての説明を受ける。インフルエンザの影響なのか面会については現在は家族だけに限定しているとか、中学生以下の病室への立ち寄りも原則は禁止なのだとか。とはいそれは病室へということであり、患者さんが元気でロビーとかに出てくれば、普通に接見は問題なしだとか。
この国際医療センターはまだ出来たばかりで、広いくてきれい。各受診科ごとに受付があり、それぞれをコンセルジュといっている。ホテルかっつうの。さらに医療費の支払いは自動支払機に診察券を差し込むと金額が自動表示される。画面の指示でお金を紙幣、通貨をそれぞれ投入するとおつりなり領収書も出てくる。待ち時間なしという。このへんはえらく驚いたな。
さらにだ、この病院には大きな待合室というかロビーがあるのだが、それが丸々スタバなの。スタバが入っている病院って。最近妙にスタバにはまっていて、鶴ヶ島に唯一あるドライブスルーのスタバに連れてけ、連れてけと煩い妻は、スタバのある病院がいっぺんに気に入った様子。毎日ラテを飲みたいとほざいている。どこまでもお気楽なのである。
しかし二週間の間、娘の二人。毎日夕飯作っらなくてはいけないし、週に何度かは洗濯とかもあるし見舞いにも行かなくてはならんだろう。それはそれでしんどいことではあるけど、深刻な病気での入院とかではないから、心理的負担はない。それだけが救いなのかもしれないのかな。