再び国際医療センターへ

 兄の検査カテーテルがあるので朝から国際医療センターへ行く。医師から検査の後、今後の治療方針を説明したいからということなので、仕事があるからという訳にもいかない。とはいえ行ってもただただ待ってるだけなんだけどね、こういうのって。
 案の定、待つこと2時間、医師の説明は5分というものでした。カテーテルの結果、予想通りというか、血管の状態は思わしくなく、カテーテルの施術が行えるかどうかを検討するため、さらに幾つかの検査が必要なのだが、一度退院することになるのだと。さらにいえば検査は国際医療センターだけでは行えず、毛呂の埼玉医大の病院に一度外来を受けて予約をとり検査が必要になるという。そのうえで、再び医療センターで入院治療だと。なんでいっぺんに済まないのかという言葉が出かかるが飲み込む。言っても詮無いことではあるし。
 主治医は見た感じ30前後の若い医師。おそらく兄の症例を指導医や教授のお偉い先生たちの意見聞きつつ治療計画を立てるみたいなことなのかもしれない。おそらく自分では何も決められない、あるいは決めてはいけないヒエラルキーのかなり下方の医師なのかもしれない。あくまで個人の感想だけどね。
 とにかく長丁場になるということだ。その都度、こんな風に付き合わされることが続くんだろうという残念な予感。
 帰りに前日提出できなかった書類を幾つか出すために入退院ラウンジへ行く。ここは当日の入院、退院の手続きで人がごった返している。たった二通の書類をただ提出するだけのために1時間半も待たされて、たった2分で用件が終了。これが病院、大学病院というものなんだよ。捨て画像っぽく豪華な病院のロビーを貼っとく。