ハンコックを観る

ハンコック エクステンデッド・コレクターズ・エディション [UMD]DVD借りてきた。ちょっとひねったダーティ・超人ヒーローものという設定。飲んだくれのクズ野郎が超人でスーパー・ヒーローであるという、ほとんどそのシチューションがすべてという映画。面白いシチュエーション、面白いキャラクターではあるけど、それだけで1時間以上引っ張るのは無理があるな。ゲラゲラ笑うほどのギャグもなし、ウィル・スミスは良い役者だけど、この映画についていえばう〜んっていう感じだな。この前に観た「アイアム・レジェンド」もややしょぼかったけど、今回も同様な感想。
唯一良かったのは、シャーリーズ・セロン。本当にいい女が体現したような存在だな。この映画ではセロンがでてくるだけでなんか空気が変わったように、”私”には思えた。この人のことは「モンスター」で役作りのために10キロ近く太ったとか、その鬼気迫る演技でオスカーに輝いたとかいう話は聞いていたけど、ほとんど主演作みていない。演技のために太ったとかいう話のときには、なんだよ女デ・ニーロかくらいの感想だったけど、とにかくこんな美人女優だったとは。プロフィールとか調べると、懐かしいかな「サイダー・ハウス・ルール」にも出ていたんだな。あの映画ではあんまり印象に残っていないけど。
とにかくあんまりいい女、もとい女優さんなんで、たぶん好きじゃないタイプの映画だけど「モンスター」も観てみようかなとも思っている。