こんどのIpodはなかなか面白い


今回購入したのはnanoの16ギガである。画像を取り込みたかったのでクラシックにしようか最後まで悩んだ。値段はnanoが23800円、クラシックは28800円だ。価格差は5千円でnanoは16ギガ、クラシックは120ギガである。5千円の差で容量はざっと7.5倍である。ただし重さも3倍くらいになる。店員とかに聞くと動画を観るならクラシックと勧められるが、やっぱり重さとか、あとだいたいにおいて120ギガは使いこなせるかどうかがちょっと疑問。
1時間近く悩んだ末に結局nano16ギガにした。理由はまずは安いこと、それとあの軽さ、薄さは半端じゃなく素晴らしい。最後にこれまで長方形のシャッフル(1ギガ)やミニ(4ギガ)を使ってきているのだが、容量的にはまだまだ余裕のよっちゃんでいる。となると100を超える容量はどうにも持て余すだろうと思った。
だいたいにおいて通勤時間徒歩5分である。妻曰く、「買うのはいいけど、どこで使うの」。おっしゃるとおりなのである。まあ平たく言えば、玩具、大人の玩具の一つなのである。であるとすれば、16ギガ程度で身分相応だろうということに落ち着いた。
店員にはYutubeの動画を観るにはみたいな質問もしたのだが、そのためには専用の返還ソフトが必要になるという。「後一つ在庫があります。1980円です」という言葉にもう少しで買いそうになるが、なんとなくこういうソフトはフリーがあるんじゃないかと思い留まる。
帰宅してから早速ネットで調べると、案の定けっこうありました。その中からCraving Explorerなるソフトをダウンロードして試してみる。と、これがけっこう使い勝手がいい。
Craving Explorer
基本、Yutubeからダウンロードしたファイルはflv形式なのだが、これをItuneで利用するためにMP4形式に返還させるというものなんだそうな。すでにダウンロードした動画ファイルが50本くらいあるのだが、これをドラッグ&ドローで簡単に変換できる。しかもそれをIpodで観てみるとけっこう音質、画質も良かったりもする。Ipod侮るべからずというところか。
一晩かけてとりあえず200曲くらい、動画を20本くらい、あと写真を200枚くらい落とした。動画はだいたいがミュージック・クリップ、70〜80年代のMTV系のものが多いだろうか。後は個人的な趣味で南沙織とか天地真理とかの本当に懐かしい映像モノ。さらに最近落とした竹内まりやの大昔のものから最近の美しい五十代のお姿などのモロモロである。なんかこれをつらつら小さな画面で眺めながら聴いていると、なんとなくうっとりしてくる。うううっ・・・・・、テクノロジーバンザイである。
それでもまだ十分の一くらいの容量ですんでいる。やっぱり16ギガで正解だったと思う。
とりあえずしばらくは遊べそうな玩具が手に入った。ちょっと嬉しい五十路のおじさんなのである。