怒涛のAmazonブラックフライデーが終わった。もうサイト開くたびに何かしらポチってるんじゃないか。早く終わってくれと祈りつつも、あれはもう麻薬みたいなもんだ。とはいえ大物買ってる訳じゃないしそんな財力もない。貧乏人なんで安いものをポチる。1万円超えるものはまず買わない。でも5千円以下だとけっこう食指が動く。千円以下なんていうのは、もう反射神経でポチったりしてる。特に必要でないものをなんとなく勢いで。
まあいつもは例えばHDDとかよくこういうセールで買うのだが、今回はというとAmazonのタブレットFire HD 10を買うてしまった。
なんでかというと、よく見るYouTubeのチャンネル吉田製作所が絶賛してたもので。このチャンネル、ガジェットやパソコン系のレビューをやってるのだが、割と信頼できるというか切り口が面白い。とにかく無駄買い的にいろいろ買いまくって、自腹で試してレビューをあげる。使えないものには辛辣な感想というかメッタ切りする。例えばドンキホーテやアイリスオーヤマの激安PCとか最近のバルミューダ製オシャレスマホなどには辛辣というか、徹底的に使えないという鉄槌を下していたりする。
そんな吉田製作所が珍しく激賞していたのが今回のAmazonタブレット。
この動画見ているだけで、なんとなくこのタブレットちょっと気になるというか、欲しくなってくる。そして動画でも紹介されていたように、セールになると激安販売される。今回も通常15980円のところが10280円で販売されていたので、思わずポチってしまった。
しかしタブレットっているのかというと、これがちょっとね。Amazonのタブレットは3年くらい前に7インチのfire7を買っているけどほとんど使わなかった。ネットみたりしてもけっこうカクカクしていて、これならスマホの方がいいかみたいな感じ。で、今どうなっているかというとこんな風になっている。
ダイニングの壁に時計代わりに。まあ当初の構想としては、料理作るときにクックパッドの動画でも見ようかと思ったりしたんだが、ぶっちゃけただの時計です。
そもそもタブレット自体ほとんど使わない。ネットもたいていパソコンかスマホで事足りている。とはいえタブレット歴はそれなりにありで、多分最初に買ったのはASUSのNexus7（2013)。これは当時はけっこう評判の良いアンドロイドタブレットで物珍しさもあってちょくちょく外に持って行ったし、使ったかも。これで映画とかを観たりしたこともあった。でもすぐに飽きた。まあiPhoneも新しくするとけっこう早くなるし、それに比べるとやっぱりネットでブラウジングしていてももっさりしていたから。
まあ普段使いとしてはスマホで事足りちゃうんだよね、結局。それでもガジェット好きの悲しい性みたいなもので、その後もiPad mini4なんかも買ってみた。基本中古なんだが、最初に買った64ギガのやつが液晶に色むらがありで、その後に16ギガのものを買い直したりした。これはアメリカに行ったときにも持って行ったけど、結局のところスマホばっかり使っていた。ということで、タブレットは自分のニーズはないのは明らかなのにね。
それでは電子書籍のビューワーとしてはどうか。って、普通にkindle持っている。電子書籍端末歴もけっこう古くて、もうサービスやっているのかどうかわからないけど、ソニーのリーダーも持っていた。その後、kindleもまだ日本で発売される前に並行輸入で手に入れた。さらに日本語版が出てすぐに買い直している。3Gで通信費はAmazonが持つというやつ。さらに3年くらい前に32ギガのストレージをもち、マンガなら700冊、テキスト系の書籍なら数千冊保存できるというのも買った（多分第10世代）。なので、ビューワーは間に合ってますという感じだ。
しいていえばkindleは書籍を読むにはフォントを自由に変えられるので、問題なく読める。なんなら紙の本よりも読みやすい。でも、マンガとなるとネームが読みずらい。老眼のせいもあるが、ちょっとネームの多いマンガは画面を拡大させないとちょっとしんどかったりする。でも、ページごとにいちいち拡大していてはちょっとね。まあこれはkindleだけに限らず、紙の本でも例えば文庫サイズのマンガはけっこうしんどかったりする。
そういう点でいうと今度のFire HDはさすが10インチということで読みやすい。これならマンガでもネームは問題なく読める。と、ようやく利点を一つ見つけた。かといって1万出してマンガ専用のビューワー手に入れたというのもちょっと情けないというか。
そうだ、今回のFire HDは動画を見るのに適しているともいえる。YouTubeも問題ないし、スマホよりは見やすいし楽しめる。アマプラやNetflixでもストレスなく見ることができる。家の中で持ち歩いて、いつでも配信コンテンツが見れるのだ。でも、うちの場合は一人立ちした子どもの部屋以外はすべての居室にテレビがあり、そのうち3台にはFire Stickがついているし、妻の部屋のテレビはVODが標準仕様で見れるようになっている。別にわざわざ10インチで動画見る必要はないかもしれない。
なんか確実にただの箱になりそうな予感もあるけど、まあ老い先短い身なので、多分最後から何番目かの安物買いの銭失いみたいなものかもしれない。とはいえ今のところはちょこちょこいじって楽しいし、ネットブラウジングも快適、ちょこちょこNetflixの韓国ドラマとかを観たりしているし、マンガもkindle unlimitedで懐かしい矢口高雄の初期作品なんかを読んでいる。とりあえず挙動的にカクカクしないので普通に使えそうな感じでもある。
あと、一緒に買った保護用のフィルムはきちんと10インチを確認にしてポチったのに届いたのがこんなんでまいった。ご丁寧に赤ボールペン手書きで7インチって書いてあるし。
まあ速攻返品しましたけど。
