学童の運動会

子どもが行っている学童の運動会が大井の体育館であった。ここは保育園が併設している学童なので、運動会はゼロ歳児から小学校六年生まで一緒に行う。子どもはこの運動会をすでに8回参加している。確か入所した一年目、風の里にとっても一番最初の運動会の時は当日に熱を出してお休みしているから二歳児の時からの通算で8回目ということになるわけだ。なんかそれもまた感慨深いものがある。それとたぶんなんとなくではあるのだが、今年が最後の参加になるだろうという予感もある。
いつもは時間ぎりぎりに行くのだが、今年は車椅子の妻を連れていくので開場時間前に向こうに着くようにした。そう弁当作りもあるので当然のごとく5時起き。ここのところ娘の弁当を小学校の運動会やら遠足やらで作ってきたけれど、一人分作るのと三人分作るのではわけが違う。けっこうしんどいな〜と思いつつ、無謀にもサンドイッチに挑戦した。やれ生ハムだのチーズだの、ゆで卵などを挟んでから切り分ける。おかずは例によって冷凍モノ中心だけど、定番の鳥の唐揚、エビよせフライ、エビしゅうまい、ほうれん草の和え物など。さらに自家製のオムレツ、デザートは柿。いつものことだけど、すでに弁当作りを終えた時点で自分的にはもう終わっているっていう感じだった。
体育館では小さな子ども達の一生懸命な演技や、走る姿に感動。毎年のことではあるのだが、年とともに涙腺が緩くなっているから、人様のお子さん達のそういう姿にもうるうるしっぱなしでもあった。妻と二人でけっこういい場所に陣取って見ていた。これまではリレーや綱引きなど参加すべきものにはすべて参加していたのだけど、今回はすべてパスした。例の五十肩が半端じゃなく悪化傾向にあり、ちょっと不用意に力を入れると激痛がはしるので、なんとなく今回は妻の介護がありますモードでパスしまくった。まあ、若いお父さん、お母さんもけっこういるから私のような老いぼれが出なくても全然問題もなくといったところだ。そういえばここのところ二年続けて負けていた綱引きでもアフター(学童)は久々に優勝した。私が出なかったから、とも正直思った。
妻は前から連れていけ、絶対見たいを連発していたのだけど、それじゃ食入るように子ども達の演技とかを見入っているかというと、これがまたけっこう車椅子上で居眠りばかりしていた。まあわが子の出番はさすがにきちんと見ていたようだったけど。