運動会と弁当

22日は娘の運動会だった。毎度のことで弁当作りに頭悩ませるのだが、妻が「私が作る」というのでおまかせしてみた。これまでに夏休みの学童で給食が休みの時にも一度作った実績もあるし、まあ冷凍食品中心だろうからとも思っていた。
朝7時くらいに起きて台所へ行くと弁当作りは途中で中断している。おにぎりを作ろうと思ったのだが、家族全員の分を作ろうとしてだんどりに失敗したのだとか。ごはんはおむすび山をまぜてボールの中にある。かなり苦労して作ったのだろう手作りの鳥のから揚げも皿にのせてある。レンジの中に冷凍食品が解凍待ちの状態になっている。まあいろんな意味で頑張ったんだなとは思った。
それで後はやるよといって引き継いだ。おにぎりは時間がないので、いつも娘に使わせている保温タイプの弁当箱を出してきて、ごはんをつめる。次におかずを適当につめこんでいる。から揚げ、冷凍のシューマイ、クリームコロッケなどなど。まあ、この手の弁当は品数優先でも入る量が限られているから、後は朝食のおかずに回す。最後に別のタッパーにデザートのぶどう(娘のリクエスト)をつめて終了。ちゃっちゃとこなした。
妻の失敗はおにぎり作ろうとしたこと。やっぱり片手でおにぎりはけっこうしんどい。次に家族全員の分を作ろうとしたこと。昨今の小学校の運動会はお昼の弁当を子どもたちは教室で食べる。家族は学校が用意した場所で食べる。うちの場合、家が学校にもろ近いので、いちいち弁当など作らなくても家帰って普通に昼食食べればいいので、実は家族の弁当など必要はないのだが、妻はそのことをすっかり失念してしまっていたようだ。
とはいえ、最後につめたのは父親だけど、作ったのは母親なわけで、帰ってきてから娘に弁当はどうだったと聞くと、普通に「おいしかったよ」という返事。妻が手作り唐揚はと聞くと、「まあおいしかった」とのこと。手作りでも冷凍でもあんまり関係はないようだ。
それとは別に、娘は9月に入ってから急に体型とかが気になりはじめたみたいで、ダイエット、ダイエットと口にするようになった。朝食も食べる量が極端に減ってきたし、給食もけっこう残すのだとか。土日の外食でも大好きな回転寿司もあまりいきたがらなくなった。そのおかげで胃袋も小さくなったのか、少しやせてきたみたいなところもある。やっぱり年頃になりつつあるようだね。「お前、もう少しやせると、けっこうぐっとくるかも」などとからかうと、まあまあにこにこしている。
標準よりも多少太り気味だったので、走ることにしろ、跳躍するにしろ、若干体が重そうな感じがしていたから、ある意味いい傾向かもしれないなとも思う。過度なダイエットや食欲減退みたいな兆候もそれほどはないようだしね。
まあ現在食は細くなっているからなのだろう、手作り弁当についての娘の率直な感想はというと、「少し量多すぎ」とのことでした。