皮膚科通院

来客が帰ってからようやく落ち着けるかなと思っていると、妻が皮膚科の医者に行きたいと言い出す。痛みとかあるのかと聞くと、少し痒いという。国リハからもらってきた抗生物質もあるから月曜でいいのではと言っても納得しない。国リハの先生からも早く皮膚科のお医者さんにかかれと言われたの一点張り。仕方なく以前子どもがかかったことのある駅近の皮膚科の医院に電話をしたのが6時過ぎ。子どもの名前でもらった診察券には7時までと印刷されてはいるけれど。電話に出た女性は7時までに入れるのなら受診可能ですと言う。当方車椅子であることも説明したが大丈夫という。それで急いで支度をして三人で出かけた。
医院は細っこいビルの4Fにあり、エレベーターもあるにはあるが車椅子と介助者、子どもの三人でほぼいっぱいになるほど狭い。で、四階にあがってみてびっくり。待合室には人がいっぱい。受付をすませて案内用の液晶パネルを見るとなんと86分待ち。まもなく7時という時間帯でこの待ち時間、診てもらうのは8時半頃かよって心の中でぶつくさ。それでもいたし方なしと待つことにした。途中二回、路駐してある車の様子を見に行く。早く身障者手帳が出れば、駐車違反の心配もしなくていいのになどとも思った。そういえば駐車違反取締り業務の民間委託が始まったばかりだというニュースを見聞きし、取り締まりが厳しくなっているからなあとも思った。
8時15分過ぎにようやく呼び出しがあり処置室に通される。すぐに口髭のある医師がやってきて一番ひどい状態の腕から腹、足と順番に診てくれる。てきぱきしていて所見も早い。腕はやや重いⅡ度熱傷とのこと。一週間毎日二回、患部を消毒のうえ抗生物質の軟膏を塗ること、そのうえで5日後に再度来院するようにと。こちらが仕事の都合とかあるので、出来れば一週間後でというと、それでけっこうですと。とにかく判断早い。これはある意味名医の部類に入るのかもしれないなとお思った。だからこそ流行っているのだろう、待ち時間86分の理由もなんとなくうなずけた。
診察が終わってから夕食は当然のごとく外食に。娘の希望で回転寿司へ。妻は最初難色を示していたけど、自分の通院のため夕食が遅い時間になったので娘の希望に従ったみたいだった。