帯状疱疹

 妻の腰や足の痛みはまったく改善されないままである。おまけに右足とお尻の右側に発疹も出来てヒリヒリとした痛みもあるという。デイケアに週三回行っているのだが、そこに常駐する看護師さんからは、帯状疱疹ではないかと言われたという。

 そこで、今日は子どもが土曜日に行った総合病院に連れていくことした。その病院で皮膚科の診察は木曜の午後だけだという。木曜はもともとデイケアやデイサービスもないので都合がいい。ただし、ここのところ妻のことや自分の通院とかで午前休みとかが続いていたので、子どもが運転して連れて行ってくれるのはありがたい。

 それで診察の結果はやっぱり帯状疱疹とのこと。飲み薬一週間分と発疹に塗る薬を処方してもらって帰ってきた。なんでも次に通院する必要はないのだとか。まあ医師の見立てではさほど重症ではないので、薬を飲み続ければ一週間程度で治癒するということらしい。

 最初に子宮筋腫や卵巣の病気を疑い婦人科に通院、次に総合病院の整形外科で背骨や腰骨のレントゲンを撮り、万が一のため脳のCTまで撮り経過観察。三度目の受診でようやく病状が診断されるというのもなんだなと思わない訳でもない。

 とはいえ最初から発疹があればすぐに診断がつくのだろうけど、腰や足の痛みだけではなかなか帯状疱疹にはいきつかないだろうなとは思う。

 帯状疱疹というともう5年近く前に亡くなった知人のことを思い出す。その人はもともと職場の後輩だったのだが、肝臓が悪く最終的には肝硬変で亡くなった、まだ50代半ばだった。その人が最初に入院したのが帯状疱疹だった。確か頭に発疹が出来て一週間くらい入院していたと思う。退院してすぐに酒を飲んだときに、けっこうややこしい病気だということを教えてもらった。

 なので退場発疹というとなんとなく入院みたいなことを考えてしまう。なので一週間分の薬を使い切り、状態がよくなれば再診を受ける必要がないという妻の症状には、なんとも表紙抜けみたいな感じだ。

 まあこれから一週間、とにかくきちんと薬を飲み続け、足と臀部に塗り薬を塗って様子を見なくていけないということ。ちょっと驚いたのは、足の塗り薬と臀部の塗り薬が別々に処方されていること。成分が違うのかなんなのか、まあこれはよくわからないことだけど。

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