職場の現況

 映画の公開により関連書籍の動きが1月以降活発化している。現在がピークなのだが、一部の担当者に相当なしわ寄せがいっている。ピッキング中心の倉庫にこの物流はすでに限界なのかもしれない。とはいえ9時、10時までも延々と仕事が残るという状況でもないのは事実だが。現状は、まあなんとかなっているというところか。しかし肉体労働中心の現場でこうした過重労働が恒常化することにでもなれば労働災害等もおきかねない。
 現在の物量についてはある程度予見できた部分もある。早めに手をうつ必要性もあったのではないかとも。また現時点でも短期の労働力の追加等もできないことではないとは思うのだが。そんなことを思っていて、妻の会社との勤務実態の聴き取りの時の人事担当者の言葉がふいに思い出された。

例年よりも仕事が増えていることは確かだったと思います。
人が減ったとはいえ、仕事自体はこなさなければなりませんし、そのために人を入れるかということもありますが、その後余剰人員になったらどうするんだということもでてきますので乗り切れれば乗り切ってしまおうということでやってきました。

 これがどこの会社にとっても本音の部分なんだろう。とりあえず現有勢力で乗り切れるならそれにこしたことがない。なにもなければということだが。そしてなにかあった場合に初めて、予見性や対応性が実際の責任問題として問われることになる。その時の言い訳はといえば、たいての場合所与の現実の急変のために対応が後手に回ってしまったみたいなことになるのだろう。
 うちの職場についても、とにかくなにもなければ良いのだが。
 業量が増えてきた影響だろう、こちらも慣れぬ肉体労働のせいか体の節々に痛みが残る。右腕は肩より上にあげると鈍痛がある。これはまさしく五十肩っていうやつなんだろうか。長年の運動不足のせいといってしまえば、それまでのことなんだけど。