あんまりいい年じゃなかったかな

今年を改めて振り返ってみたいな面持ちではないが、あえていえばあんまりいい年じゃなかったように思う。
会社的にいえば、けっこういろいろあったよ。労働争議めいたこともあって消耗したし、社員でも。癌で長期治療が必要な方やプライベートで大怪我した人もいた。
平均年齢が40代をゆうに超えている会社である。親御さん亡くされた方も数人。なかには若いお子さんに逝かれた方もいた。
プライベートでは可もなく不可もなくということだろうか。まあ我が家的にはいちおう凌いでこれたことはこれた。仕事ではいちおう昇進といえば昇進もした。金銭面はあんまりいいことなかったし、これでほぼ社会人としては打ち止めみたいなものだろう。
身内のことでは兄のことでエラく出費がかさんだ。きけば40年丸まる勤めているので、年金も満額でるのだという。最近手続きを済ませたので、3月頃からきちんと支給もされるという。これはこれで朗報というか肩の荷が降りる思いではある。
いろいろあるにはあったが、とりあえず自分自身と家族には特に健康面とかでは問題らしい問題もなく過ごすことができた。それだけで良しとしなければいけないのだろう。
大きな幸運などいらない。いやそんな機会に恵まれたこともないけれど。とにかく家族三人が慎ましく生きていければいいと、ただそれだけを思う。家族が健康で1年を過ごしていければいい。そういう小さな幸福があと何年積み重ねていけるかどうか。本当にそれだけを考えている。