妻の状況(2/1)

 国リハに7時15分着。仕事を終えてから子どもを迎えに行き病院にこの時間に着くのがパターン化されつつあるな。
 担当看護師がたまたままだ残っており、少しだけ話を聞く。明日、医療センターに行くことになっていたので、医師からの診療情報提供書とCT写真を預かる。
 妻が寝返りのうちかたを教えてもらってというので、看護師からやり方を教わる。寝返り一つとっても手順があるのだね。
 ようは寝返りをうつ方向とは逆の足を膝立てし、膝の部分と腰に手をやって一機にぐるんとさせるということ。寝返りをうたせたら最後に腰の部分の洋服をちょっと引っ張り上げると状態が安定するという。片麻痺がある側を下にする時に麻痺した腕が体の下になることを特に注意するようにとのこと。
 手順は簡単だが、ようするに妻はベッドでの寝返り一つとっても介助を必要とする状態にあるということだ。ベッドから上半身を起こすのもまだ一人ではできない。なんとかこれからの一〜二ヶ月でこのへんは一人で行えるようになって欲しいのだが。上半身をおこせば、ベッドから車椅子への移動はなんとか一人で可能になりつつあるわけだし、その逆もできつつある。ただしその際も麻痺した足の方向転換がうまくいかないようで、へたをすると足首をへんな風にまげた状態になる。これはちょっと危険だなとも思う。
 今日は8時を少し回っても病室にいたら、師長さんから「そろそろ」と注意される。気をつけねばとも思い、早々に退室。