国際医療センター

 暮れの転院前に主治医に頼んでおいた保険の入院補償用診断書を取りに国際医療センターへ行く。12月8日に主治医に渡して、12日に転院。その後、病院からはうんとすんとも行ってこなかったので、年末ぎりぎりに電話照会してみると、窓口に出た文書係の担当者はさんざん調べたあげく(ようは電話口で待たされた)、1月4日以降だった出来ているとのこと。
ようはその時点でまだ出来上がっていなかったわけですね。医師が忙しいのはわかるんだけど、ちょっとな〜。
 それで今日も一応電話してみると、やっぱり待たされたあげく調べてこちらから連絡しますという。でも、結局電話なし。1時にとりあえず窓口に直行すると、文書係窓口に書類届いていず、担当者が医師に確認してみますといって病棟に。しばし待たされると、直接医師が届けに来てくれた。脳外科の医長の先生が直接です。で、少し転院後の話をした後、医師が文書係の女性たちにこれをと診断書を渡そうとしても、三名いた担当者は見向きもせず。ようやっと一人が医師のところにきて書類を受け取り、医師は去っていきました。それから計算窓口に行き、次に会計窓口で診断書発行手数料6300円也を支払って、再び文書係窓口に行き診断書を受け取った。大きな病院ってもう大変だな。なんかカフカ的迷宮一歩手前って感じだ。
 今回、たかだか診断書一つにこれだけ時間がかかった理由ってなんなんだろう。文書係からすると直接医師に診断書を依頼したこと、つまり文書係を経由していなかったことがイレギュラーということなんだろう。でもね、以前に妻の会社提出用に診断書を請求した時はきちんと文書係を経由しました。その時には一週間〜10日くらいで、出来上がったら電話連絡をするとということだったのにやっぱり連絡は一切なし。二週間を経過した後で、問い合わせを何回かしてやっと入手したということもあった。担当医師からは文書係を経由して診断書請求すると時間がかかるから、入院中は直接こちらに請求した方が早いですよと言われたこともあったわけ。
 でもね、もう一つにはこの病院って、なんか事務方が強すぎるっていう感じがするな。だってね医師が直接窓口まで文書届けにくるんだもん。事務方なにやっているのっていう感じだな。以前2chnにこの病院のスレ立っていたけど、ここは看護師がやたら高びしゃで、へたな医師より看護師のほうが強い、えばっているみたいな書き込みあったな。採血とかを看護師ではなく研修医がやっているとかって話もあった。まあ、2chnだから信憑性のほどは??だけども、病院に限らず現場仕事と事務方の対立、もしくはそこまで行かなくてもコミュニケーション不足とか、連携うまくいかないケースって多い。組織が大きくなればなるほどそれが顕著に出てくるんだろうね。
 どこかでお医者さんのブログ見てたら、診療終わってからのレセプトやらサマリなど事務仕事がしんどいみたいな記述があったっけ。事務方からはやいのやいのと督促があり、9時5時で帰れるやつらはいいよな〜みたいなことを呪詛のごとく書いてあった。そういうのを見ると日本の医療ももっと仕事の見直ししたほうがいいんじゃないのかなとも思う。医師や看護師は現場仕事なんだから、もっと医療に密着した方がよろしい。彼らが事務仕事に追われて医療が万が一なおざりにされるようなことがあったらまずいわけだし。さりとて窓口も次から次へとくる外来受付や支払い計算、その他もろもろの窓口業務に追われているわけだから、大変は大変なことはわかる。ようは医療現場と窓口とのパイプ役がいないということなんじゃないのかなという気がするんだけど。
 大病院だったら内科にしろ外科にしろ病棟ごとに沢山の患者抱えているわけだし、もちろん外来もあるし、それぞれに膨大な文書・資料が発生するんだとは思うわけだ。だとしたら各病棟ごとに、事務処理をする担当置いたりすればいいんじゃないかと思うわけ。そういう人間がいれば、少なくとも仕事もっと円滑に流れるだろうし、医師や看護師はもっと医療に専念できるだろうとも思うのだがどうだろう。まあ、病院経営もけっこう大変そうだし、効率化、合理化図るとしたらまずそのへんの事務部分を圧縮してという方向に向かうから難しいとも思うけど。でもね、ユーザー(患者さん)の便宜を図るためには、やっぱり人手も必要なわけだよな。コンピュータ化で業務の処理を効率化できたとしても、コンピュータに仕事させる人間は必ず必要になってくるわけだし。もっとも頭数増やしても、もちろん人にもよるとは思うのだが。