免許の更新

 今日は鴻巣の免許センターまで免許の更新にいってきた。埼玉に越してきてから3回目のことだ。いつも思うことだが、免許の更新手続きってもっと簡便にできないんだろうか。免許センターでは日曜日は受け付けているけど、土曜日はできない。地元の警察署ではウィークデイはできるけど、土日はできない。なんでなんだろう。結局お役所仕事だからなんだろうな。免許センターの運営は公安委員会だと思うけど、ほとんどが警察官の天下り先だろう。お役所なんだよな。
 警察事務なんていうのは、ほとんどサービス業なんだから、なにも警察官が行う必要なんかないのではないかと思う。民間活力導入みたいなこと考えたらどうだろう。そうすればもっと利用者に対する便宜が図れるように思うのだ。
 これは私の持論でもあるわけなんだが、警察事務だけでなく、自治体の窓口業務や事務関連の業務なんて、なにも公務員である必要がないんじゃないかと、つねづね思っている。民間の事務管理会社がいくつかあって、それが業務代行というより、請負で窓口業務から事務全般を行う。
 例えば埼玉県の事務管理代行はA社が行い、東京都はB社が行う。だけどさいたま市はC社が行うみたいな感じで。そうすれば競争原理も働くし、コストダウンもできるだろう。そしてなによりもサービスは向上するんじゃないかと思うわけ。公務員なんて、とくに末端にいけばいくほど非効率な業務を行っているような気もするのよね。公務員の人が聞いたら気を悪くするかもしれないけど。民間に勤めている立場からすれば、彼らはリストラもないし、例えば自治体が赤字になっても首切られることないんだものね。
 本当の意味で国なり自治体に雇われていないといけない仕事って、例えば警察官(事務は別)、軍人(自衛隊のことだよ)、消防士くらいじゃないのかな。彼らはある意味公務のために命かけなきゃならないわけだしね。あと裁判官、検事、国税庁そんなところかな。いや国税庁とかいっても、ほとんど事務作業や窓口は民間がやってもなんも問題はないよね。
 もちろんエリート官僚みたいな意思決定に関わる部分は民間ってわけにはいかないだろうし、外務官僚なんてのもそうだとは思う。でもね、お役所仕事っていってもほとんどが、単純な事務仕事の集積なわけ。そうだとしたら、民間企業がエキスパート要請して、あちこちの役所や自治体の業務請け負ってもなんら支障がないような気がするな。でもね、そういう民間事務代行会社が天下りの温床になるのだけはごめんだけど。