合併問題終了

 土曜日に期日を迎えた大井町の町長リコールの結果はどうなったんだろう。興味はあることはあるが、たぶん相当の無効があるので成立要件には達しなかったのではないかと思う。もし大幅に超えていればそれなりの街宣広報とかもあるはずだから、それがないということは、やっぱり届かなかったか、という悲しい現実・・・・。
 で、ともかくももうこの話題は終了だな。もともと政治好きではあるけど、この町の現実はあまりにも悲しいし、なんかもの考えるのが虚しくなる。二十一世紀型の閉塞状況っていうことなんだろうが、国政レベルでも与党と野党がスキャンダルな暴露合戦してたりするし、そもそも総理大臣が劇場型政治の名優。ただし役割を見事に演じているだけで中身は空っぽみたいな風だからいたしかたない。
 でも、状況は緩やかに緩やかに、それでいて悪い方向へ悪い方向へと流れていっているんだろう。政治に対する関心を失った国民。それをさらに助長するような政党の政治行動。責任意識が希薄な政治家と行政官僚の群れ。なんかそういうものが大きな車輪のようにゆっくりとゆっくりと坂道を下っていく。そのいきつく先がどこにあるのか、多分破滅的な社会の崩壊とか、抑圧的な世界の出現とか、まあ、そういう諸々なのかもしれないな。
 話がだいぶんでかくなった。まあとりあえずもっと趣味的な世界を広げたり展開したほうがいいや。気楽だしね。って、こういうデカダンスというかディレッタンティズムみたいなものが、ある意味一番いけないんだよねって、若い頃は思ったもんだけど。