先週、15日~17日に伊豆・箱根に小旅行してきた。例によって健保の保養所が取れた故。一泊6千円也はちょっと外食するような感じである。まあ健保には75歳まで加入できるらしいが、まああと数年はこんな風に小旅行を続けられたらと思っている。
初日はふだん寄らない西伊豆、修善寺方面に行ってみようかと思った。あいにくの雨模様のなか、最初に行ったのは伊豆・三津シーパライダス。
伊豆・三津シーパラダイス
こぶりの水族館だが、1930年開業で日本で二番目に古い水族館。イルカショーもあるし、アシカ、アザラシ、トドなどの海獣もいる。水槽での展示は駿河湾生息の魚が中心だったか。半日くらいゆったりした気分で過ごせる。まあウィークデイだし、小雨が断続的に降るお天気だったこともあり、かなり閑散とした雰囲気。
遊ぶ!学ぶ!ふれる!伊豆・三津シーパラダイス【公式】|みとしー
(閲覧:2023年6月20日)
伊豆・三津シーパラダイス - Wikipedia (閲覧:2023年6月23日)
入り口から長いスロープを下ってすぐの水槽ではまずセイウチとご対面。セイウチの泳ぐ姿はなかなかに美しい。水中を泳ぐ生き物はたいてい美しいし、「水の中では私も美しい」と宣ったのはカート・ヴォネガットだったか。飼育員のエサやりもショーアップされていて、なかなかに楽しい。
その後定番のイルカショーを観る。
イルカショーはどこで観ても同じようなものだけど、空いているのと、どこかこの水族館はゆるい雰囲気でリラックスできる。
イルカジャンプ四連発。
屋外にはイルカのショーステージの他に自然飼育場があり、アシカやアザラシへのエサやり体験もできる。紙コップに半身のアジが2尾入っていて100円。前進するたびに金がかかるが、このエサやりも楽しい。上からエサを投げるのだが、水鳥にかっさらわれることも度々。
アシカ、アザラシもなんとなくやる気なさそう。これもユルい雰囲気を醸成させている。
水族館は内浦湾に面していて駿河湾と淡島が見わたせる。淡島には別の水族館もあるらしいが、船で渡るということでこちらはパスした。
修善寺虹の郷
次に訪れたのは修善寺虹の郷。
修善寺 虹の郷(にじのさと)|花と緑の公園 - 静岡県伊豆修善寺の虹の郷(にじのさと)は、より自然に近い環境をお楽しみいただける花と緑あふれる公園です。
(閲覧:2023年6月20日)
修善寺虹の郷 - Wikipedia (閲覧:2023年6月20日)
東京ドーム約10個分という広大な面積のあるテーマパークだとか。ただし三津シーパラダイスから移動中、雨が本降りになった。アップダウンのある広い園内を車椅子で移動するのはさすがに無理。多分、天気が良くてもかなりしんどいかもしれない。
イギリス村を過ぎた先にある蒸気機関車の駅付近でバスを案内されて乗車。バスで園内を見て回った。そしてここに来た目的はというと、日本庭園内にあるという漱石記念館。夏目漱石が修善寺に静養のため訪れた菊谷旅館本館の漱石が起居した部屋を移築したところである。『漱石日記』やマンガ『坊ちゃんの時代』に詳しく描かれた、漱石の修善寺大患の舞台を見ることが出来るということで、いつか行ってみたいと思っていたところだ。