富士見緑地

 2時からカミさんが健診の結果を聞くために病院へ行くというので、当然のごとく送っていく。なんかカミさんと兄の通院に付き合うのが日課になるような日常が続いている。

 通院の前に病院の近くで食事をとる。健診結果はあっという間に終わってしまう。それでいったん家に帰り、これも最近の傾向だが車椅子を押して散歩という名のご近所周遊に行くことにする。

 最近はだんだんと散歩の行動半径が広がっている感じで、今日は最寄り駅を通り過ぎてから工業団地の方へ向かう。明治の工場の手前で並木林に囲まれた遊歩道がある。それでその出発点を目指して、交差点を左手に折れて工業団地の道を407号の方に向かう。

 坂戸市に入って少し行ってスーパーオザムのところを左に曲がるとまもなく遊歩道の出発点になる。富士見緑地というらしい。

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富士見緑地 | 鶴ヶ島市公式ホームページ

富士見緑地 | 子供とお出かけ情報「いこーよ」

 坂戸、鶴ヶ島、川越の三市にまたがる細長い緑地帯だ。鬱蒼とした並木に囲まれて車道、自転車道、歩道が区分けされている。自転車やジョギング、ウォーキングする人たち、主に中高年がのんびりと、あるいは足早に行き交っている。

 こんなところがあるなんて引っ越して12年になるというのにまったく知らないでいた。まあ東上線の駅を挟んで向こう側はワカバウォーク周辺には行くけれど、それよりも先の若葉台団地や工業団地の方は車で通り過ぎるだけ、なんか生活圏、文化圏が違うようなイメージがある。

 しかし平坦な道がまっすぐ続いているので、車椅子を押しての散歩にはちょうどいいところである。ただし遊歩道にはドングリが沢山落ちていてそれがちょっと車椅子を押すときに微妙にガタガタさせる。それほどの量が落ちている。

 途中まで車椅子を押していて、それから少しの間カミさんは杖でも歩行した。坂戸の千代田から鶴ヶ島と川越の市境のあたりまで全長約1.4キロである。川越のあたりで竹野緑地に接続する。

 ほぼこの遊歩道を往復したので、家からの往復を含めると4キロちょっとくらいになるのだろうか。まあまあ車椅子を押しての散歩としてはちょうど良い距離かもしれない。天気のいい日にはここに来るのが一番金もかからないお出かけということで、ちょうどいいかもしれないなと思った。64の自分、来年還暦を迎えるカミさん、こういう高齢の散歩にはちょうどいい。

 ここらで飽き足らなければ、もう少し足を伸ばして中国のお寺、聖天宮まで行ってもいいかもしれない。さすがにあそこまでだと相当な距離にはなるかもしれないけど。