- アーティスト:EAGLES
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: CD
一応、ストライクゾーンど真ん中のフォークロック系なんだが、考えてみるときちんと集中して聴いてきたとは言い難い。同じウェストコースト系でも、CSN&Yやバッファロー、ドゥービー、スティーリー・ダンとかに比べて聴き込んいるかといえば、どうもそうでもない。多分、これは人気が有りすぎたからじゃないかと思っていたりもする。
70年代半ばから後半にかけて、要は「ホテル・カリフォルニア」のあたりだろうか、売れに売れたナンバーワンバンドだったので、ちょっと引いたというか。ロックよりもAORみたいな感じで捉えていたのかもしれない。とはいえAORがダメだったかというと、どうしてどうしてジャズテイスト取り入れたものなんかはかなり気に入っていた。ドゥービーだってマイケル・マクドナルドが加入してからの方がよく聴いたものだ。
結局、イーグルスに嵌らなかったのはというと、タイミングとかある種の偶然みたいな部分だったのではないかと思ったりもする。ちょうどその時期はCSN&Yやニール・ヤングに嵌っていた時期だった頃だったからということになる。
で、今回改めてベスト盤を通して聴いてみると、思いの他知ってる曲ばかりで、なんだかんだ言って結構イーグルスもよく聴いていたんだなと思ったりする。そして更にいえば、みんな大好きである。どちらかといえばロック色の強いものの方が好きかもしれない。キラーチューンであるバラード系はもちろん好きだし、これはよくかかっていたなみたいな感想持ったりもする。「デスパレード」とかその辺は特に。でもやはり気に入っているのはというと、やはり8ビート系だろうかね。
更にいえばジョー・ウォルシュがリンゴ・スター・オールスターズの一員としてやってきた時にメンバー持ち歌をやったのだが、彼がやったのは「LIFE IN THE FIRST
LANE」だったのも覚えている。そんなのもあってジョー・ウォルシュにはやけに親近感感じていたりもする。
まあイーグルスは70〜80年代に青春送った洋楽好きだったら、結構いつも周囲に流れていたということになるんだな。多分、今更ながら聴き込むことはない。ここんとこの祭も、瞬間的なものだとは思う。でも愛すべきバンドの一つとして、車の中とかでかかれば、口ずさんみる。そういうグループ、そういう音楽だと思っている。