スプリング・コンサート

 子どもの部活の最後のコンサートで学校に来た。子どもは卒業してもほぼ毎日学校で練習。ご苦労様なことである。そういう意味では、今日が実質卒業式みたいなものか。親も学校訪れることないだろうというちょっとした感慨。
 演奏は3時間の長丁場だったけど良かった。在校生だけの演奏、在校生と卒業生、OBによる演奏、卒業生だけの演奏。最後はちょっとホロっときた。子どもの高校3年間、中学からだと6年間の部活のある意味集大成だし、正直泣ける。いろんなことがあったが、とにかく6年間続けたことは本人はもちろん親としても誇っていいのかなとも思う。
 6年間続けたからこそ、譜面だって普通に読める。多分普通の人よりももっと音楽が好きになっているだろうし、音楽の味わい方も深くなっているはず。良かったんじゃないかと思う。そう、まんざらじゃなく、良い高校生活だったんじゃないかと。
 卒業生はスーツ姿で大学の入学式の予行演習でもある。
<仲良し4人組み>

 
 そして改めて高校を卒業した子どものことをいろいろ考える。そして思い当たるのはいつも小さいおしゃまだった頃のことだ。まあどんなに悪態つかれようが、今でももちろん子どもは可愛いのだが、親の中にあるのはいつもこんな小さい頃のイメージだ。