娘の弁当

昨日、娘から急に明日の引退式弁当だからと言われる。もっと早く言えよ、一応心の準備も必要だしと思いつつも声には出さない。14歳的病というか、反抗期の我が家の北朝鮮とは、あまり角つき合わせるのは得策でないとばかりに基本親としては、忍従を決め込んでいる。適当にチャチは入れても真正面から対峙しないようにしている。まあ理屈ではほぼ100パーセントこっちに理があっても、まず届かないからね。
しかしいよいよ2年半近く続けてきた部活も終了なのである。いろいろ感慨もある。遅れるからもう行かないという娘を間に合わせるために、何度車で送っていったことか。人間関係だのなんだので、ほとんど辞めるんじゃないかと、そういう時期もあったようだし。とりあえずなんとか持ったようなのであるということで、親的にも小さな感慨めいたものがない訳でもない。
まあいい。それで弁当である。仕方なく前日に冷凍食品の在庫状況を確認して少し仕込みをしたりする。なんとなくこれが中学生の娘に作ってやる最後の弁当なのかもしれんなどとも思ったりもする。でも、多分、受験とかになると、弁当作ってもたせたりとかするんだろうな、多分だけど。
ほんでもって今回作ったのはこれ。冷凍モノ3品、手作り系2品(といっても基本焼いたり、焼いたりだけ)のワンパターン。これにデザートの果物と菓子系でチョコを少しもたせる。6時に起きて、だらだら作ったので30〜40分くらいかけたかもしれん。小さな自己満足の産物である。