日録風3.15〜東電への問い合わせの顛末

子どもの学校は卒業式のため弁当はなし。とりあえずラッキーである。
計画停電は9:20〜12:20までだったが、この日も結果としてはなかった。東電も相当に混乱しているのだろう。
昨日の夕方は東電のカスタマーセンターに電話をかけまくった。当地は第2グループと第4グループの両方にかかっている。東電のHPにある計画停電の地区割りPDF上でも番地表示がなく、いったいどっちなのかがわからない。午後の時間帯から何度か電話をかけてトライしているのだが、まったくかからず。そりゃそうだろう、おそらくあちこちからの問い合わせが集中しているのだから。
しかしHPでの告知がわかりにくい、更新がない。電話はまったくつながらない。情報過多、過剰社会だったはずなのだが、効果的な情報が行き届かない。たいへん困った世の中だ。まして緊急時にはまったく役に立たない。インターネットなど、所詮は電気紙芝居と揶揄したのが草創期のことだっただろうか。実はなにも変わってはいないのである。
夕方、フックオンのまま電話をかけ続けて、ようやくつながる。自動音声が「順におつなぎしますので、もう少々お待ちください」と流れ続ける。そのまま30分近く経過して、ようやく音声案内に到達。その他の問い合わせで3だったかを押して、ようやくオペレーターに接触。グループ割の問い合わせだとすると担当に回る。ここからが傑作である。
担当者は同一地区で地区割りが別れるのは変電所の関係であるので、詳しく調べて折り返し連絡するという。返事をするのに1時間程度かかるとも。1時間である!
それで携帯と自宅の電話を伝えて帰宅することにする。しばし待っていると、きちんと電話がかかってきて、自宅は第○グループであることを教えてもらえる。同じ町内である会社のほうはと聞いてみると、会社については法人担当の管轄になるので、別の者から連絡させるという。大企業というのはすごい組織なんだなと妙に感心してしまう。
さらに30分くらいして、今度は法人担当の男性から電話があり、自宅と同じグループであることがあわかる。これで翌日からの基本的な対応というかスケジュール立てができるというか。
今日は会社としての今後の対応、計画停電交通機関の不通、間引き運転に対応した業務スケジュール等のアウトラインを策定。夕方、出社した全社員に説明を行う。そういうもろもろを通常業務をこなしながらだから、えらく忙しい。今日も出社した社員は半分強くらいだったか。