パスポート交付

先週申請しておいた家族三人分のパスポートの交付のため川越のアトレまでとりにいく。私の場合2000年に失効していたので実に9年ぶりの再交付である。
妻は2012年まで期限があったのだがせっかくなのでこれをご破算にして新たに取り直した。私と妻は有効期限は10年。実に2019年までである。これだけあれば何回か海外でれるかもしれないけど、たぶんそんなにはチャンスもないだろう。それ以前に10年後、私は生きているのだろうか?10年というスパンはそれくらいに私くらいの年代にとっては重い年月なのではある。
妻のパスポートは、来年たぶん失効することになる運転免許に代わって彼女の身分を証明する唯一のIDになるのだろうか。いやそれ以前に身障手帳がIDになるんだったか。
娘にとっては初めてのパスポートである。子どものため有効期限は5年。この子がある意味一番このIDを利用する機会がこれからどんどんと増えていくのだろう。願わくば精一杯そうしたチャンスに恵まれて世界中を旅することができればと思う。そうして様々な文化、様々な人との出会う機会が得られればと思う。ボーっとしているとつまらない人生送ることになるかもしれない。そうならないことをなんとなく願っている。親としてはね。
前回のパスポートを取得したのは1995年。14年前のことになる。今回のパスポートと並べてみると、まず顔写真が違うね。まだ三十代だったということもあるけど、現在の写真と見比べると確かに年喰ったねといわざるを得ないな。やれやれ。さらにいえば14年前の私の髪は真っ黒である。現在は、白髪交じりの茶色。これも大きな変化だ。ここ数ヶ月のジム通いのお陰で頬はこけている。確かに50代のオヤジの顔だな。でもたかだか10数年前だというのに、本当に若かったんだな〜と実感したりもする。
それと今回取得したパスポートはやたらと重い。中ほどにやたらと厚いプラスチック仕立ての頁がありそこにICチップが組み込まれている。ここにセンサーかざすと端末に顔写真やら現住所やらの個人特定情報が即座に端末画面に現出する。このへんが近未来ぽくってけっこう好きである。ある意味このICチップ入りのIDカードが欲しくてパスポート申請したようなものである。ある種のITお道具フェチみたいなもの、かもしれない。