団交とか〜その他もろもろ

なんの因果かこの年で団交なるものに出ることになった。それも追求される側のほうで。といっても経営者じゃないから、書記とかなんとか適当な理由がついていて。
詳しい案件は書かないけど、こんな小さな会社で、しかもこの間の厳しい状況の中でかつかつとやっているなかで、団交なんてそりゃないよねというのが正直のところだ。
しかし団交なるものに出るのは何年、いや何10年ぶりだろう。20代の頃、それも最初に勤めたところと次に勤めたところは、従業員ほぼ全員加盟の組合があって、やれ春闘だの賞与だのと毎回団交があったな。しかも最初に勤めたところは、ほぼ大衆団交みたいな形で、従業員全員が出席するところだったか。いや、懐かしい。
もっと以前でいえば学生時代か。大学当局相手にそれこそ徹夜団交とかやったもんだね。学費値上げ闘争とか、なんとか。前にも書いたかもしれないけど、一度だけ学生運動史上初めてという値上げの白紙撤回勝ち取ったことがあったっけ。あの時の高揚感といったらなかったな。
もっともみんな白紙撤回なんて期待してなかったし、団交がデッドロックになればストライキロックアウトの悪循環で試験が中止になる。試験勉強なしで、みんなレポートで乗り切れると楽観していたところにいきなりの白紙撤回。我に返るとみんな、「おい試験じゃねえかよ」「俺、勉強してね〜ぞ」みたいな声があちこちであがって、いっきにパニック状況になった。
だもんで団交とかの言葉にはけっこう反応するというか、それこそ血が騒ぐ部分がある。そういう人間が何の因果で追求される側に回らなくてはならないのか。
といっても案件が案件なので、長時間に渡るなんていうこともなく1時間ちょっとで終了した。でも書記なんていうのはそっから仕事が始るみたいなもの。8時ちょい前まで残務整理をしてから持ち帰り。
ICレコーダーに録音したファイルを家にメールしてから帰宅。娘の塾のお迎えに行き、夕食をすませて9時過ぎからテープ起こしを始める。いや〜こんなことめったにやらないから時間がかかることかかること。
この前テープ起こししたのは、確か妻の労災申請手続きの準備のために医師や妻の勤めていた会社の担当者とのやりとりをまとめていた時だったか。結局いろいろ資料まとめたけど申請しなかったんだけどね。
結局ぜんぶテキストにし終わったのが3時少し前。それから自分のメモで照らし合わせて4時少し前に終了。今日は10時頃までテキストをワープロで整形して上に提出。それから断続的に内容検討の打ち合わせ。午後は都内に出てさらに内容検討の会議。
寝不足のうえに会議会議でへろへろになった。最終的には久々都内に出たということもあり、異業種の友人呼び出して意見交換。けっこう深酒するハメになった。