携帯電話を新しくしてみる(S006)

ずっと使っていた携帯W41Tが来年の7月くらいで使用できなくなるという案内が10日くらい前にauから来ていた。なんでも帯域の関係なんだとか。4〜5年前のハイスペック機種も形無しである。そうなるとなんとなく新しいものが欲しくなるというのが人情である。
最近の流れとしては、明らかにスマートフォンがトレンド(死語か)である。いよいよ齢50過ぎにしてスマートフォンデビューするかとも思い、少し調べてみる。するとあんまりいいこと書いてない。
携帯電話が様々な機能が付加された電話だとすれば、スマートフォンはモバイルコンピュータに電話機能を付加したようなものだということがまずわかる。そのうえで使用目的がはっきりしていないと、携帯電話の便利さに慣れている者はがっかりさせられるという話である。おまけにモバイルとはいえコンピュータである。当然バッテリー消費も半端なく、ネットとかの書き込みではほぼ1日で電源使い切るのが普通で、機種によっては日に1〜2回充電が必要になるものもあるという。
利用方法によって、節電を行えばバッテリー消費を抑えられるらしいのだが、やれ常駐ソフトを出来るだけ落とせだのなんのと。それではスマートフォンの意味ないんじゃないのと思えるような節電方法まであったりもする。
とはいえ時代は明らかにそっちのほうに流れているだろうということはわかる。なぜかって、ITの流れは間違いなくクラウドコンピューティングに向かっている。ネットの向こうに蓄積された情報をどこにいても取り出せる。情報端末はより小型化していくだろう。人はどこにでもコンピュータを携帯し、必要なときに必要な情報を得ることができる。そのモバイルコンピュータが体現した姿がスマートフォンになる可能性が高い、たぶんそういうような状況なのだろう。
そんなことを考えて、ほとんど新しい機種はスマートフォンと決めかけた。と、そこでどこやらか心の声が。「携帯情報端末というけど、あなたね、いったいどこで使うつもり」
そう、そのとおりなのである。なんせ通勤時間5分の職住近接生活なのである。家でも職場でもパソコンにすぐに向かえる。職場でもほぼ一日パソコンの前に座っているようなものである。
おまけに現在の携帯の使い方であるが、ほとんど家族とのやりとりばかりである。やれ何を買って来いだの、どこに迎えにこいだのとか、まあそんなことばかり。月に1〜2回仕事で都内に出るとはいえ、その行き帰りはたいてい寝ている。
そういう生活を送っている者に最先端の情報端末機器であるスマートフォンが必要か。しかも現在は基本料金1800円で無料通話もあり、それでほとんど足りているくらいなのに、スマートフォンはある意味持つだけで5千なにがしの金が必要になるともいう。なんか考えれば考えるほど意味ないじゃんということになる。
そんなこんなで結局携帯電話の機種変更にすることにした。おまけにヤマダ電機で22歳以下限定で新規購入は無料キャンペーンとかもやっていたので、娘には前の機種、番号での契約をキャンセルして新たな機種を導入することに。娘がここ1年くらい、新しいのが欲しい、スライドが欲しいとことあるごとに言っていたから。まあこのへんは馬鹿親の極地である。ただし渡しのはまもなく始まる期末試験が終わってからということに。
で、自分の携帯はというととりあえず最新機種で一番スペック的に良さそうなこれにしました。

http://www.sonyericsson.co.jp/product/au/s006/index.html:TITLE

圧倒的な情報処理能力を誇るクアルコムの最新モバイルチップセット「スナップドラゴン(QSD8650)」を搭載しました。最新鋭のスマートフォンに搭載されているものと同等の高速1GHzのCPUを備えることで、様々な利用シーンにおいて、スピーディーで快適な操作性を実現します。

この高速CPUスナップドラゴンに惹かれました。アハハ、ミーハーでしょう。確かに早いワ。ネットとかを見るときサクサクだもの。しかし基本的には家族通話だけなんだよな。携帯だとメールすらあんまりやらないくらいだから。