妻がこういうことになってからというもの関心事がすべて脳梗塞、リハビリ、介護保険、神経心理学、脳科学みたいな方向に向かっている。まあしょうがないといえばそれまでだけれど、なんか淋しいね。まあ神経心理学とか脳神経科学の一般向けの本とかには興味深いものが多いし、これまで読んだことがないものばかりだからこれもまたよしとするか。
ここんとこ買った本は既出のものもあるけどこんなもの。まだ半分も読んではいないけど。
・『脳梗塞 最新治療&リハビリガイド』岡安裕之・黒田栄史監修(双葉社)
・『脳梗塞になったらあなたはどうする』栗本慎一郎著(たちばな出版)
・『さらば、脳梗塞』冨澤清一著(碧天舎)
・『海馬』池谷裕二・糸井重里著(新潮文庫)
・『壊れた脳 生存する知』山田規畝子著(講談社)
・『博士の愛した数式』小川洋子(新潮文庫)
・『脳のなかの幽霊』ラマチャンドラン・ブレイクスリー著(角川書店)
・『脳のなかの幽霊、ふたたび』ラマチャンドラン(角川書店)
ラマチャンドランのものは今読書途中だが、いろいろ参考になるしとにかく面白い。読み終えたものでは『壊れた脳 生存する知』がすごいな。これについては別に書きます。『博士の愛した記憶』も実は未読。映画化とともに文庫はミリオン・セラーになったようだけど、もともと単行本が本屋大賞に選ばれた時から読みたかったもの。でもこれも記憶障害の数学者が主人公。やっぱり関心事というか気になるわけだ。