バーンスタイン/グランド・キャニヨン

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ジャケットには中年のバーンスタインがジャケット羽織って腕組しているポーズがある。渋くかっこいい。同じ音源のもので今入手可能なものはこっちだろうか。

グローフェは正直初めて耳にする作曲家。というよりアメリカのクラシック系の作曲家などそれこそガーシュインバーンスタインくらいしか知らないもの。後はえーと、フォスター、スーザ。二人ともクラシックじゃないな。試みに調べるとこのようなサイトがあってアメリカの主要な作曲家の概要がつかめるが、ここにはジャズ、ポピュラーも含まれている。
アメリカの作曲家 | ナクソス ミュージックストア
それでグローフェである。ここからはウィキを引用。
ファーディ・グローフェ - Wikipedia
ファーディナン・グローフェ、20世紀アメリカの作曲家、アレンジャーということになるのだな。ガーシュンインの「ラブソディ・イン・ブルー」のオーケストレーション・アレンジを担当したのがグローフェである。いわば我々が日々耳にしてきたあの名曲はグローフェの手によるアレンジだという訳だ。アレンジャーってあまりスポットがあたらないけれど、この事実一つとっても余りある重要性を持っていることを知ることができる。
そんなグローフェの代表作がこの組曲「グランド・キャニヨン」である。聴いてみるとなんとなく耳にした曲ではあるなとも思う。さらにいえばハリウッド映画、西部劇ファンからすれば、この曲、このアレンジが後の映画音楽に多大な影響を与えただろうことが簡単に想像がつく。多分、多分ではあるが、アルフレッド・ニューマンディミトリ・ティオムキンヴィクター・ヤング等はほぼ同時代に当たるのだろうが、互いに影響を与え合っただろうと思う。
いかにもアメリカ的な、大西部的なものをイメージさせる曲だ。個人的な感想をいってしまえば、この手のアメリカ的な音楽はみな多かれ少なかれアントン・ドヴォルザークの「新世界」の影響を受けているのかなとも思う。まあいいや半可通の勘違いの類だ。
「シンフォニック・ダンス」はいわずと知れた「ウェスト・サイド・ストーリー」の主要曲を集めアレンジした組曲である。ここでもアレンジの妙を感じさせる。このアレンジは作曲家自身でもあるバースタインとシド・ラミン、アーウィン・コスタルの共作となっている。
この組曲自体もちろん以前から知ってはいたが、最近になってシモン・ボリバル・ユース・オーケストラのマンボでより親しみをもって覚えた。以前からブラスバンドでのアレンジも盛んで、ウィンド・オーケストラでもよく知られたナンバーでもある。ブラバン現役の娘も演奏を聴いたことがある、楽譜を見たことがあると言っていた。
そして「ラブソディ・イン・ブルー」である。もちろん大好きな曲だしCDはオーマンディフィラデルフィアのやつだったと思う。ひょっとしたらピアノはバースタイン自身だったかも。
このアルバムではコロンビア交響楽団によるものでバーンスタインの弾き振りである。あまりにも有名な曲であるが、良い演奏、良い録音であると普通に思う。
ブックオフの中古コーナーにはこういう廉価版である種のお宝小品にけっこう巡りあえる。たまに行くとけっこうな時間をつぶすことができて嬉しいのだが、そのつぶすべき時間があまりないのが実は哀しいところだ。