思いのほか（いや想定範囲か）、リカちゃんキャッスルの見学が早くに終了したので、次にどうするかということで、近隣でなんかないかと事前知識を若干仕入れていたこともあり、ここに行ってみることにする。
http://abukumado.jp/midokoro/abukuma.html:TITLE
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%B6%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%B4%9E:TITLE
あとで調べたのだが総延長3300mで全国12位なのだとか。別に洞穴好きでもなんでもないが、それこそ富士山麓の風穴とか氷穴とかに比べればかなり規模の大きな洞穴なんじゃないかと思う。手すりとかもきちんとあるし、洞穴内もけっこう舗装整備がされていたりもした。
とはいえやはり鍾乳洞である。身障者割引（▲300円）はあっても、窓口で一言、「車椅子では入れません、ここに置いていっていただきます」。まあ当たり前だな。さてとどうするか、選択肢は三つ。カミさんは売店とかで待機、娘と二人で行く。断念する。強行する。で、いつものように言うのよね、「あたしも行きたい」と。
でも、鍾乳洞の入り口に行くまでのハードルがえらく高い。こんな風なところを下っていくわけ。
しょうがない、とりあえず娘は先に行かせて、手引いたりなんだかんだして行きましたよ。たぶん普通に回るのに比べて3倍以上の時間もかかるんだろうな。それと妻もここ何年か、やはり運動不足とかもあるだろうし、だいぶ太ってきているのもあるし、以前ほど体動かなくなっている。以前の可動領域、範囲がだいぶ狭まっている。なのに気持ちの部分だけは、相変わらず「行きたい、見たい」なのである。その分、介助する側の負担は確実に増えているんだろう。とはいえこっちも年齢的にはやっぱりだいぶんくたびれてきているんだが。
あぶくま洞はなかなかなものでしたな。あちこちライトアップされていて、それなりに神秘的だったし、一言でかたずければ「いいかんじ〜」みたいな。
あと、あぶくま洞にはまったく関係ないけど、行く途中で立ち寄ったラーメン屋が思いのほかイケてました。
「ラーメンひょっとこ」っていうのだが。まあなんてことない田舎のラーメン屋だが、期待せずに行くとそれなりに美味いと思いました（あくまで個人の感想です）。またあぶくま洞に行くことがあれば、また寄りたいとは思うが、たぶん二度目はないようにも思ったりもする。
